夭折を惜しむ…
★★★☆☆
1993年『クロウ/飛翔伝説』の撮影中に事故死したブランドン・リーの主演作。
内容的には所謂B級アクションの典型である。
ただ流石にリー、未完成ながらアクションの切れは見事で未だ子供っぽいその笑顔と共に早死にしたのが残念である。
アクションが未完成と記したのはリー自身(そして多分演出サイドも)彼をガンアクションも出来る普通(?)のアクション俳優として売るか?
それとも親父さんのように本格的なカンフースターにするかの営業戦略的見極めがついていなかっと思われる。
製作が西ドイツつ〜ことで敵の親玉(キューバの将校)のキャラがまるでナチみたいのが笑えます。あとコメディリリーフとして出てくる女軍曹と部下のコンビが良い味を出してます。
ボーグナインは貫禄だけど見せ場はさして無し…あ、念のために断っておきますが副題にあるレーザー兵器はチラッとも出てこないんであしからず。