２００７年リリース・・・テンションにジョンペトルーシ（Ｇ）が欠けている状態なのでトリオ、ジャムセッションしまくりのアルバムです。録音は１９９８年と古いのですが、演奏の中身はそんな事は微塵にも感じさせない内容です・・・本当に演奏出来るというのは、こういう事なんだなあと痛感させられます。ただ曲はジャムセッションなので、正直聴いていて辛いのも事実・・・ギターレスなのでしまりがない印象で、キーボードがもっと暴れていたら良かったなあと感じました。メンバーは、マイクポートノイ（Ｄｒ）・ジョーダンルーデス（Ｋｅｙ）・トニーレヴィン（Ｂ）・・・一般レベルのミュージシャンでは、まずリリース出来ない代物ですね（笑）。コアなドリームシアターファン＆トニーレヴィンファン向けの１枚と言って良いでしょう！！曲のタイトルは、聴き直してつけたのかあ（笑）・・・ラストなんてのは、なぜにディズニーランドなの？

このCDは作曲や編曲されたものじゃなく、完全なアドリブな作品だ。
ジョン・ペーとルーシの奥さんが早産でいなくなり取り残された３人がジャム・セッションしまくったのだという。

聞いてみるとジャムとは思えないほどの完成度で、圧倒されるほどの演奏力で本当に即興演奏かと思うほどの仕上がりでとてもいい作品。

一度は聞いてみる価値はあると思う。

カバーを見ると、おなじみ、トニーレヴィン、マークポートノイ、ジョーダンルーデスのクレジットが。ということは、もしかして、ＬＴＥの３作目？でも、微妙に、ＢＡＮＤ名の綴りが違うしなあ。
で、正体ですが、ライナーノーツにある通り、ＬＴＥ２のレコーディング中に行なったセッションが音源とのこと。じゃあ、サウンドはというと、これまた、ライナーノーツに、やたらとＪＡＭとある通り、まさに、レコーディング中のＪＡＭを録っておきましたというもの。
ですので、ＬＴＥのような、全編に渡る激しさを求めると、少し、肩透かしをくらうかもわかりません。ただ、反面、ＴＲ１０に代表されるように、トニーのｂを大フューチャーした曲など、ＪＡＭならではの遊び心に溢れたサウンドになっているのも確かですし、ＬＴＥに入れてもおかしくないハードな曲があるのも確かです。
ＬＴＥの１枚目に購入するアルバムではありませんが、ＬＴＥ、ＬＴＥ２の好きな方、３人のプレイが好きな方には、一聴をお奨めのアルバムです。