本書では、創造性を高めるツールとして20のヒントと20のツールを提示している。比較的汎用性のある道具の生い立ちやその利用方法を解説しており、教科書的な使い方が向いている。考えに詰まって頭のなかをブレイクスルーしたい時の道具探しに重宝する。
「企画書提案書大事典」(ダイヤモンド社)、「企画創造力大事典」(KKベストセラーズ)ほどの辞書性はなく、「考具」(TBSブリタニカ)ほどの創発性はない。ただ、論理思考と創造的思考とのバランスの大切さを教えてくれるし、教科書的には使い易い。
自分にとって本当に必要なスキルとは何なのか、いろいろと気付かされた
一冊でした。