この巻は特に切ない話が多かったような気がします。でも、どの話にも暗さだけじゃない何かがあるので好きでした☆いろいろと話の展開の上で重要になる部分も多いと思うので、買って損はないと思います。

今回の巻は悲しい話が多かったですね。
特に印象に残ったのはタクトの話です。
「托人」のときのタクトは、歌が命よりも大切で、その歌を失ったために、死んだ。だが今は、そのことを後悔している、ということでした。
私はこの巻で、とても命の重さを知りました。今悩んでいる人に読んでもらいたい一冊です。

今までの疑問の回答が、全部凝縮されたような巻でした。

しかし、その疑問の結末は知りたかったような知りたくなかったような・・・。
とにかく、哀しい巻でした。

でも全体的にとても面白かったです。
満月ちゃんが幸せになってくれるのを祈るばかりです。

主人公…神山満月。明るく、前向き。可愛くて歌が上手。そんな彼女のネガティブな部分がとうとう見えてしまった。誰か彼女を助けてあげて…思わずそう声にしたくなる一冊。

とはいえ、そんな部分だけ見せないのが種村先生。やっぱり満月は明るく前向きな部分でいっぱいです。

この３巻では満月以外にも死神のタクト君の過去が見えてきたりして、せつないです。
番外編の満月＆英知、めろこ＆いずみの過去話にもせつない思いがいっぱいあって、トータル的にせつない一冊だった気もします。
とにかく、一気に新事実を知らされて、一気に話も動いて、かなり読みごたえがあります。
いろいろ自分の生き様とか考えさせられます。

ぜひ読んでいただきたいです。

　最初から最後まで謎・謎・謎英知君は・・・驚くべき真実　タクトが人間だったころ驚きます。英知君と満月　めろこといずみ昔のころの話ものっているとっても楽しい。