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DREAM

価格: ¥3,059
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
エンジニア北村秀治により彼女のソフトなヴォーカル・タッチが耳元で聞える音にも注目 ★★★★★
ボサ・ノヴァ誕生以前の1920-40年代、スウィング・ジャズやモダン・ジャズ時代の古き良き名曲たちをアレンジした小野リサ10年目の大ヒット作。ビッグバンド等で演奏されていた音楽たちは、一流のボサ・ノヴァの魔法で、パーソナルサイズの心地よさへと色彩を変えました。楽曲を楽曲たらしめる核心はそのままに、ボサ・ノヴァ独特のリズム感、柔らかいビートにより音符に新しい潤いと光が満ち満ちています。楽曲たちが物凄くうれしそうな表情をした作品なのです。

プロデューサーのOscar Castro-Nevesは、ボサ・ノヴァ黎明期におけるキーパーソンの一人で、多彩な音楽家とコラボしてきた“天才”と呼ばれる名ギタリスト。彼の調べは時にささやかで、時に香り高く、軽やかなテクニックは心地よさだけでなく、ブラジル音楽の奥深さも語りかけてくるような深遠さも持ちます。一方で常に感情表現に余裕を湛えた小野リサのヴォーカル技術も、彼のソウルと高く調和し、ジャズのスタンダードを至って自然にボサ・ノヴァとして歌ってみせます。何気なく凄いことをやってのける音楽家たちですね。

陽光を湛えた1「On The Sunny Side Of The Street」、グレン・ミラー楽団と比べてしなやかな心模様になった2「Moonlight Serenade」など作品冒頭の編曲で、緩やかに音楽が盛り上がってゆきます。ボサ・ノヴァになったスタンダードジャズは、もはやすぐにそれを自然だと感じるほどのシンクロ性があり、楽曲の新しい美しさや両音楽の溶け合える縁も感じられます。

例えばコール・ポーター代表曲の一つ5「Night And Day」。フレッド・アステアが歌った品のある声と軽やかな音色はボサ・ノヴァのタッチと相性も良いです。また間奏に挟むワンノートサンバも、思えばこの詞が音楽的な遊び心で一途な愛を綴られたことを思い出すと、間奏の遊び心、そして「Night And Day」の濃厚な求愛の主題とのクロスオーバーをみれた気がします。

6「As Time Goes By」は時がすぎても変わらぬものを楚々とした情感で奏でる小野リサのうたがみどころ。他方11のみ作曲・小野リサ、作詞・Monday満ちるのオリジナル。
演奏は小野リサ(vo)、Oscar Castro-Neves(g,vo)、Don Grusin(p)、Dave Carpenter(b)、Mike Shapiro(ds)、Glen Garret(cla)、Cassio Duarte(per)

遊び心を感じさせるアレンジの魅力 ★★★★★
このアルバムは、1曲を除いて古き良きアメリカのスタンダードのカバー集です。取り上げた曲すべてにアレンジやサウンドの面白さが際立っていて、‘ワン・ノート・サンバ‘を間奏部に入れた「ナイト・アンド・デイ」やギターサウンドが光る「明るい表通りで」、コーラスがユニークな「イン・ザ・ムード」等はまさにピュアなサウンドを感じさせるものがあります。
そして、極めつけがラストの「チャタヌガ・チュー・チュー」。彼女はこの曲をテンポ良く歌いこなしているのですが、蒸気列車の発車をイメージしたイントロ、エンディングの列車の駅到着、サンバのリズムなど実にユニークなアレンジで、その発想に舌を巻く思いがします。
なお蛇足ですが、チャタヌガ・チュー・チューとは、1880年に運行開始した、シンシナティ発チャタヌガ行きの列車のことをこう呼んでいたと聞きます。

このアルバムの良さは、もちろんBossaのエッセンスを生かした、彼女の魅力的なウィスパー・ヴォイスやポルトガル語のニュアンスに負うところもあるわけですが、何より遊び心をも感じさせるO.C.ネビスのアレンジの妙にあると言えるでしょう。なお、唯一の自作曲「天使の瞳」は彼女のハスキーボイスが冴えるスローバラードですが、全く違和感なくここでのスタンダード曲群に溶け込んでいます。

同様のカバーアルバムでこれほど新鮮に感じたのは、個人的には80年の阿川泰子の「ジャーニー」以来だと思いました。とにかくスタンダードが新鮮なアルバムです。
この明るさと軽やかさはいつ聴いてもご機嫌ですね ★★★★★
『DREAM』は、売り上げが20万枚を超えたアルバムで、小野リサの歌の素晴らしさを多くの方が評価した結果だと思います。懐かしのスタンダード・ナンバーをボサ・ノヴァのリズムと雰囲気にのせて軽やかに歌ったわけで、万人に愛されるサウンドですね。

小野リサのウィスパー・ヴォイスは聞いているだけで癒されます。軽やかだけれど安定した発声とどんなナンバーでも軽々と歌ってしまう歌唱力のお蔭で、何回も何回も聞いてしまうアルバムに仕上がっています。

グレン・ミラー楽団の演奏で全世界に愛されたスウィング・ジャズの代表曲の「ムーンライト・セレナーデ」「イン・ザ・ムード」「チャタヌガ・チュー・チュー」も何の違和感もなくボサ・ノヴァになっています。力量のあるバック・バンドとの共演ですので、ジャジーな雰囲気も良く出でおり、良くのれる演奏だと思います。

英語で歌おうとポルトガル語で歌おうと自在の小野リサですので、全米での人気も分かりますね。
「ナイト・アンド・デイ」を聞いていると途中で「ワンノート・サンバ」が挿入されていたりして、思わずにやっとしたりしましたが、楽しいアイデアでしたね。

「二人でお茶を」の冒頭のささやくような小野リサの声が最高ですね。懐かしい曲に少し新しい風を吹きこんだような演奏でした。
彼女の作品の「天使の瞳」もいいですね。コンホーザーとしての能力は大変高いです。

ナラ・レオンやアストラッド・ジルベルト以上にボサ・ノヴァのメインストリームを歩いているアーティストだと思います。
とても透明感溢れる音楽で、穏やかな休日の昼下がりに聴くと最高に気分がよくなると思います。
アメリカン・スタンダードなアルバム ★★★★★
オスカー・カストロ・ネビスが、プロデュースにギターと歌で入って、オール・アメリカン・スタンダードなアルバム。"ムーン・ライトセレナーデ"や、"チャタヌガ・チュー・チュー"まで入って、気分はほとんどグレン・ミラー物語。なのですが、彼女とこのバンドメンバーでやれば何故か新しく響くので、そこが良いです。温故知新なアルバムと言うべきでしょうか。ドン・グルーシン、デイブ・カーペンター、マイク・シャピロがコアメンバーなので、そういう意味でもポイントが高い! ドン・グルーシンがこれだけボサノバしているプレイをずっと一枚やってるアルバムはこれしかないのではと思うと、ますます価値が高いのです。また、"Night and day"を楽しくワンノートサンバでやっているところとか、所々遊びも入って余裕な演奏。楽しいです。
~軽快なリズムと透明な歌声を満喫~ ★★★★★
「リオ・ボッサ」「LISA’S ONO BOSSA HULA NOVA」と並んで、
軽快なリズムと透明な歌声が満喫できる、お気に入りの一枚です!
リラックスできるので、お風呂タイムの音楽にもいいですよ♪
師ボサノヴァの神様アントニオ・カルロス・ジョビン氏の歌われる歌よりも、
小野リサの方が歌声に明るさがあって、透明感を感じ、とても好きです!

「セレソン」もいいのですが、個人的には、より透明感を感じる「DREAM」がお薦めです~!!
「小野リサを聴いて見ようかな?」という方へ、最初の一枚にいいと思います。