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グーグーだって猫である(5)

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 角川書店(角川グループパブリッシング)
Amazon.co.jpで確認
心和み、少し切なくなる、特別な読後感です ★★★★★
弱っている猫ちゃんたちを見捨てて置けない大島弓子さんのおうちは、
ますます猫ちゃんたちが増えそれにつれて嬉しいこと、悲しいこと、悔しいこと、
いろんな事件が持ち上がります。

ご自身も病み上がりのお体でありながら、猫たちのために精一杯打ち込んでいる大島弓子さんの姿が胸を打ちます。

いろいろなご意見があるようですが、この世界は人間だけのためにあるのではありません。
そもそも一番悪いのは、平気で猫を捨てた人たちのはず。
その猫たちのために努力している人間に対して、もっと理解ある社会になってほしいと願ってやみません。
選びましょう ★★☆☆☆
猫の保護(?)にますます熱が入っている巻です。野良猫に関わる人間は、
その規模や活動内容に関わらず矛盾や葛藤、試行錯誤や理不尽を抱え込みます。
この作品からは、大島氏もご他聞にもれず、といった感じが見え隠れします。

それを歯がゆいと感じる人、イライラする人、怒りを覚える人、心配な人は
読まない方が無難です。氏には氏の考えがあって行動し、作品として発表して
おり、それは氏の自由です。ですが読者にも読まない自由があります。
こちらが選べばいいだけのことです。

また「私の青春時代は大島弓子や竹宮恵子、萩尾望都だったのよねえ。「綿の国星」は
マイベスト」という方にも勧めません。せいぜいサバのシリーズまでで
止めておく方がよいでしょう。

サバ1頭を丁寧に観ていたその眼は大勢の猫たちに向けて分割され、サバ1頭を
大事に描いていたそのペンは、大勢の猫たちを描きわけることに追われ
気がつけばデフォルメここに極まれり、一筆書きもかくや?というありさまです。

そういったこともふまえて、それでも大島氏の新作を読みたい、近況を知りたい、
猫のことを聞かせて欲しい、氏に共感できる!といった方にはむしろお勧め作品です。



ぐー(good)です ★★★★★
猫好きにはたまらんでしょー。とにかくずっと大島ファンなので、末永く続けてほしいです。希望。
ますます突っ走ってます ★★★★☆
当初元の飼い猫をなくし、新しい猫に癒され。。
そして大病を患い、、、
ネコおばさんとなり
ちょっとピーキーなねこおばさんとなりw

そして5巻では「ノラネコ(の産んだ子猫)保護にますます本腰が入ってしまってますw

しかし母ネコから子猫を取り上げて「保護した!」というのはどーなのかなー。。とか
アフリカから養子もらっていい事した気になってるセレブぽい?とか。

そう考えれば野良のカラスだって野良のスズメだってみんな冬は困っているのだしね、
そこまで他の生物に入れ込むなら、人間の子だって虐待されて結構な危機に瀕している子いますよ。。。とか
思ったりもしますが。

まあいろんなことを考えさせてくれますが、こういう反響が来ることはご本人もわかっての事だと思うし、アレだけ子猫の貰い手があるのも大作家だから、、ある程度そこを利用して猫たちの助けになりたい、って言うおつもりもあるのかもしれません。
語るネコおばさんてあまりいないですしね。

ここまで正直に書いているのはすごいかも。まるで過去の彼女の作品に出てくる『やりすぎてしまうコたち』(たそがれは逢魔の時間。。とか。。)みたいなのです。
ある意味それを楽しみたいと思ってます。
グーグーはちょっとだけでますw
待っていた5巻が発売されてとてもうれしかった。 ★★★★★
1巻を購入したのが2年前、以来とても気になる作品です。
作者の大島先生は漫画界の大家ですが、彼女の日常生活の中での
猫達がとても生き生き描かれています。
主人公のグーグーのエピソードがだんだん少なくなっているのは
不満ですが、それ以外の猫達と大島先生の関わりがとても暖かく
やっぱり大好き、今後どうなるのであろうかとてもとても気になります。