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グーグーだって猫である (3)

価格: ¥1,155
カテゴリ: コミック
ブランド: 角川書店
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いのちといのち ★★★★★
これは、漫画家と猫。の話ではなく
猫の形をした命と
人の形をした命の、邂逅の物語だと思いました。
彼女に、猫を飼っている。という意識はないと思います。
私たちは皆、いのちといのち。
人間中心に過ごしやすいよう作りかえられてきたこの都会の中で
大島さんは、人のペットとして作られ、そして放り出された命の拾い役となっているのでしょう。

猫たちが、ことさら可愛く美化されるわけでもなく
猫漫画としては異種なくらい、そのままの姿で描かれているところがすごくいい。
汚い猫、ブスな猫、にゃん相の悪い猫。
そのままの姿で、ねこは猫の本能で大島さんに反応し
大島さんは、人として猫と近づくために細心の注意を払います。
その細い道の上でようやく成り立つ信頼。
淡々としていながら、小さな小さな日常の中に
違う形の生き物同士の、理解し合おうとする嘘のない姿が描かれていて
そのお互いの真摯さが、胸を打ちます。
命の尊さを再認識させられました ★★★★★
誰だって、もし猫を飼うなら、少しでも器量が良くて健康な子が欲しい、と思います。
でもこの本に出てくるタマは作者が出会った時それとは真逆の状態でした。
タマは愛情深く感性の細やかな猫に成長し、一生懸命生きています。
しかも、普通の猫なら別れた元の飼い主のことなんか忘れてしまいますが、タマはどうやら元の飼い主を覚えていて、心のどこかで常に探している様です。そんなさりげないエピソードがまた泣かせます。
見捨てられがちな儚い命も実はこんな素晴らしい魂と情愛を秘めている、どんな小さな命でもやはり尊いのだ、と改めて再認識させられました。読み終わってもタマのことを考えると目頭が熱くなります。
タマが作者に与えてくれる喜びはグーグーを含め、他のどの猫よりも大きいのではないか、と思います。
この本は実は友人が貸してくれました。人の本なのに、この3巻は返したくない位好きです。(もはや買うしかないか)
タマはたいした猫である ★★★★★
こちらのレビューを読んでから、第3巻を手にとりました。「えっ、大島さんどうかしちゃったの?!」と、ドキドキしながら。
でも読み終わって、素直にただただ感動しています。(まだ過去形になっていません)
ほかの方も書いていらっしゃるように、確かに大島さんの猫に対する愛情と献身は普通ではありません。
だって、私はまねできないもの。
我が家には生後30日の赤ちゃん猫がいます。保健所に連れて行かれる寸前に引き取りました。
生まれて10日ちょっとで育て始めて、「可愛いけど本当に世話が大変!!」というのが実感です。
だから、抱っこすらできない皮膚病持ちのタマを譲り受け、愛情をこめて必死に世話をする大島さんを、本当に尊敬します。
あんなことできる人、めったにいないですよね。
大島さんの愛と献身が素晴らしい!!と感じられるのは、タマの成長がしっかりと描かれているからです。
大島さんに愛されグーグーに受容されて、目が不自由ながらものびのびとたくましく育っていく様子に安心したし、
5匹の仔猫に接するタマの姿は愛情深く献身的で、まるで「猫の姿をした大島さん」のようでもあります。
そしてラスト、ほとんど目の見えないタマが大島さんと一緒に町を歩き公園で遊ぶ様子は、現実なのに現実を超越しているようで、
つらく厳しい人生にもいつか想像を超える「素晴らしいこと」が起こるのかもしれないと、
かつて大島さんのストーリーまんがを読んだ時のような、なんともいえない感情が湧いてきて、
その思いは読み終えた後も、まだずっと消えないのです。
ただ、気になることが一つだけ。
大島さん、仕事場は売却したけど住居だった部屋は売っていませんよね。あの部屋、最初の遺言のようにNさんがもらったのかな?
愛のはなし ★★★★★
グーグーシリーズ、トータルで50回以上読んでいるかもしれません。
でもそのたびに、気づかなかった発見や深い意味を見つけてしまったりして、
これからもずっと読み続けていくことと思います。
 
なんでこんなに好きなのか、って
多分作品じゃなくて(それももちろんありますが)、大島さん「自身」の優しさや愛に
触れてしまうから、自分も同じ感情を思い出すからなのかも、と思います。
いつも泣いてしまいます。
例えば、さらっと書いてありますが
拾ったこねこを里親に渡した時、
さみしいのをぐっとこらえて
「元気で長生きして
うんと愛されてそして
うんと愛するんだよ」
といいうところなど、とても深いな〜と今日はまた泣いてしまいました。


あと、個人的にはグーグーのつり目が甘えん坊っぽくて好きです。
一生手元に置いておきたいマンガです。
猫をだっこしたみたいな、あたたかさ ★★★★★
書店で表紙を見て、なんとなく手にとって読んでみた。
買ってました。
グーグーだって猫である。

猫好きにはたまらない、、、
大島さんが、猫の気持ちを思って描くエピーソードは、、
笑ってしまったり、ほんわかしたり、ジーンとしたりします。
猫を変に可愛くしないで、そのままの感じの描写も
猫らしい仕草や、表情なんかがより、リアルに感じられて好きです。