原題は『ダーティ・ダンシング』のパート2だが、ストーリーは無縁。本作はキューバを舞台に、アメリカ人のヒロインがダンスと、現地の青年との恋に没頭する展開になっている。1958年、父親の赴任先であるキューバに来たケイティは、街で見かけた青年、ハビエルのダンスに夢中になる。優等生のケイティだったが、ラテンのリズムに乗ったかのように性格が大胆になり、自立心も成長。ハビエルも、彼女とペアを組み、ダンスコンテストでの優勝を目指すことで、新しい自分を発見する。
ダンス映画として観ると、技やダイナミックな動きというより“ノリ”が前面に押し出された印象。その意味で、キューバの陽光溢れる風景のごとく、全体的に軽快さが持ち味になっている。俳優陣ではハビエル役のディエゴ・ルナが出色。ラテン系ながら、ソフトで甘いマスクの彼が演じることで、作品全体が濃厚になり過ぎず、さわやかな青春映画に仕上がった。パトリック・スウェイジがダンス教師の役で顔を見せ、水辺での練習シーンや音楽など前作へのオマージュを感じさせる要素には思わずニヤリとしてしまう。(斉藤博昭)
サントラもOKな青春映画の傑作
★★★★★
この映画を最初に見たのは銀座の映画館です。見ごたえのある映画でその後DVDを購入しました。同名の初回の映画『ダーティ・ダンシング』から何年経ったのでしょうか? こちらも少女がダンスを通じて大人になるというテーマと時代背景では同じです。
他の「キューバ物」作品と比較して目新しいのはサントラ音楽がすべて現代の音楽になっているところでしょう。ブラック・アイド・ピーズとかクリスチーナ・アギレラ、ワイクリフ・ジーンなど現在の米国人気スターの楽曲が使われており、そのサウンドでダンシングするのです。これは冒険だと思いますが違和感なく見事に成功しています。この映画を楽しめた方はサントラCDも買われることをお勧めします。ありがちなキューバ悪口映画とは格段に差の付いたすてきな青春映画でした。
音楽が、ダンスが、パワーをくれます!
★★★★★
もう最高にいいです!!
最初から最後までほんとに楽しめます。
ハビエル&ケイティのダンスダンスシーンがたくさん
散りばめられていて、飽きることがないです。
バレエなどの繊細な踊りも好きですが、
この映画のような情熱的でセクシーな踊りも凄くいいですね!
ストーリーも良かったです。
ディエゴ・ルナがとってもかっこいい。
彼が笑っていると、こっちもにやぁっとしてしまいます笑^^
音楽がとても良くて、踊りたくなります!
この映画を観てすぐにサントラもゲットしました。
パワーが欲しくなったら借りて何度も観ているので、
近いうちにゲットしたい作品です。
ディエゴ最高!最近ラテンにはまってる私の「はまり映画」です。
★★★★★
もう5回ぐらい見ました。これは私の観方だけど毎回違う場面に集中してみるためです。前作が好きな人には申し訳ないけど前作の「ダーティー・ダンシング」は観た事ありません。理由はパトリックが余り好きでないので。私はディエゴの顔が好きで、作品もみたかったけど、探せないまま今日まで来ていた。彼は私の中のブラックホールのような存在だったが、最近ラテンづいてるので、音楽でもダンスでも気になってしょうがない。「アメリカン・ダンスアイドル」って言うダンス版「スター誕生」的な番組をずっと見ていてラテンも含む本当のダンスの難しさも理解した後だったので、特にこの主演の二人には拍手を送ります。ある程度の知識があってこの映画を観たのでタイミング的にも良かった。ダンスアイドルの審査員が行ってたけどパトリックはかなりダンスは下手だと言う事です。実際教えたらしい。でもディエゴのダンス技術はかなりものだと思う、なぜなら難しい事をやってると思うけどとても自然に見えるもの。「やっぱラテンの血ね〜!」彼が踊ると、セクシーなんだけどちっともいやらしくないのもいい。特に好きなシーンは、公園で踊ってるところで、頭に両手を当てて、腰をセクシー振るシーンで相手役の女の子が「どきっ!」とするんだけど、見てる人の半分は「ドキッ」としたはず!ホントディエゴはキュートだけどセクシー!余談ですが、トム・ハンクス主演の空港が舞台の映画「ターミナル」のディエゴだけ見たら、絶対彼が踊れるとは思えないでしょうね。前に誰か言ってたけどこの映画の彼は別に「ちょい役」ではないと思う。だってトムハンクスは彼の為に毎日彼女のところに聞き込みに行ったのだから。主役を殺さない名脇役だと思う。だってあの彼とこの彼が同じだと気づいた人は何人いたでしょうか?彼は演技力があると思います。映画によって全然違う人になれるんだから。それが、プロってものです。音楽もいい!自然に体が動いてくる。サントラもほしくなった!
素敵な仕上がりだけどフィクションにも程がある
★★☆☆☆
なんでキューバ革命の頃に、キューバでL.A.STYLEでコンテスト?
なんでキューバ革命の頃に、レゲトン?
なんでディレケノの始めの時に女性が後ろを向くんだ?
突っ込みドコロが満載すぎて笑えます(;^_^A
人間ドラマはなかなか素敵だし、
メキシコ出身のディエゴ・ルナくんはとっても愛くるしいんですが。
ちょっとイケてない…かも(;^_^A
素敵な『ダーティ・ダンシング2』
★★★★★
パート2と知って、見たくてたまらなく、ようやく観る事が出来ました。
パート2ということで、半分は『面白くないのでは?』という不安もありつつ観ましたが、
杞憂でした。
ストーリー展開は『ダーティ・ダンシング』ととても似ていて、意外性はない感じ。
(でも勧善懲悪、シンプルなストーリー立て、ハッピーエンドが大好きな私には安心して
観られる素晴らしい物語でしたけど)
全編に素敵な音楽(こちらはラテン、前作はオールティーズという違いはありますが)、
そして官能的なダンスがあり、社会的立場の違う(女性の方が社会的には恵まれている)
男女の切ない恋を明るく、希望あるタッチで描いています。
パトリックがダンス教師役で出ているシーンの音楽が、前作(ダーティ・ダンシング)の
音楽で、嬉しくなってしまうシーンもあり。
パトリックのダンスは格別だなぁ、と再認識出来るシーンです。格が違いますね。
ダンスの質は前作のほうが高い感じがしますが、こちらも主役2人の魅力は抜群。
パトリックとジェニファーに負けず、素敵です。
特にディエゴの笑顔は可愛くて最高でした。
恋の切なさも味わえ、ダンスや音楽も楽しめる。
ダーティー・ダンシング好きなら間違いなく楽しめますし、そうでなくてもお薦め
の1作。
気楽に、幸せな気持ちになれる楽しい映画ですよ♪
レンタルでしたが、買って手元に置こうと思ってます。