ブリグリの現在だしているアルバムは４枚すべて聴きましたが、やっぱりこの１枚は他とはちょっと違うと思う
確かに荒削りだけど、そのラジオから流れてくるような持ち前のアナログさと、川瀬さんの歌声が逆にあたたかさをだしてる感じ

「I’m In Heaven」では初っ端のギターサウンドで度肝を抜かれ、
「冷たい花」は心が締め付けられるほどアンニュイな雰囲気で美しい
「YOU & I」「Always and Always」では一転して幸福感が滲み出てくる
「Stand By」は歌詞がとっても素敵　#3〜#5の英詞３曲の流れがアルバムで１番好きかもしれません
そして「There will be love there-愛のある場所-」は言わずもがな、名曲ですね
本人達もこの曲には色々と複雑な思いがあったそうですが、やっぱりいい曲だな、と聴くたびに思います
「Rock’n Roll」はタイトルとは裏腹に静かな曲。この静かな終わり方もブリグリ特有ですよね

10曲でちょっと物足りない、なんて思ってしまうことはなく、最初から最後まで大満足の１枚です

初めて「冷たい花」を聴いたときは「うわぁOasisにソックリだな〜」と激しく思ったものの、このアルバムを買って聴いたときはもうそんなことはどうでも良くて、素晴らしい楽曲の数々にすっかりトリコになってしまった…もう一昔前の個人体験である。

オアシスやティーンエイジファンクラブ、またスマッシングパンプキンズ等を感じさせる洋楽ロックサウンドのカッコ良さは、多くの人が語っている通りだが、川瀬智子のアンニュイで気だるいボーカルが、このバンドのもう一つの重要な特徴となっている。このヴォーカルのインパクトがなければ、多くのリスナーをつかむことはなかったのではないだろうか。

最近改めてこの1stアルバムを聴いてみたが、特に冒頭の３曲の流れにすっかり耳を奪われてしまった。「I'm In Heaven」の強烈なグルーヴとサイケデリックなギター、「冷たい花」のメランコリックな美しさ、そして「You&I」の胸をしめつけられるような幸福感。初めて聴いたときと変わらない魅力が、そこにあった。

全曲捨て曲無しと言える、粒ぞろいの楽曲ばかり。バンド名のとおり「光り輝く緑」を感じさせる、みずみずしいギターポップの傑作アルバム！

トミーの歌詞を見るとつくづく頭のいい人だなと思う。よく、「歌詞は頭がよくないと書けない」と
言われているけど本当にそうですね。「I’m In Heaven」 の訳詩とか普段本とか読まない人が書いたとは
思えません。トミーって実は訳詩が重要だったりしますよね。実際には歌われてないし音楽には関係
ない部分ですが、あの訳詞を知ってるのと知らないのでは聴く印象が大分変わると思います。

そして「I’m In Heaven」のイントロはかっこよすぎる。ちなみにI-TUNESやMDなんかで編集して、
なんでもいいからカットアウトして終わる曲（急に終わる曲）の後に続けて「I’m In Heaven」を
流すとびっくりするぐらいかっこいいです。騙されたと思って一度お試し下さい。そこまでじゃないと
感じる方も多数いるとは思いますが（笑）。

アルバムとしては１〜４曲目の流れが大好きです。特に「 Always and Always」なんてあざとく狙ってるのか
天然なのか分からないけど、かなりセクシーな曲ですね。そしてこーゆう曲はこの１曲だけで、後々まで作って
ないんですよね。

　私のブリグリファンのキッカケは「冷たい花」です。
当時、この歌詞があまりにも私の心にピッタリきて驚いたのを覚えています。
　悲しみや絶望、虚無感をこんなに美しく表現して、歌い上げる事が出来る
なんて本当に素晴らしいと思う。
一見、そういうものって悲観的でマイナスにとられがちでだけど私は全く思
わない。
　悲しみも絶望も人間である以上いつも隣り合わせ。それを「乗り越えて頑
張ろう」ではなく、「ただそれをそのまま歌にしている」それだけだと私は
解釈しています。

　英語詞が半分以上あるというのもブリグリの大物度を表していますね。
素敵！川瀬さんの英語の発音は耳にとても心地良く、大好きです。
　海外でも通用するのでは？と思います。普段洋楽聴いている方は特に
おすすめです。
　
　長文失礼しました。とにかくブリグリは、その辺にいるアーティストとは
ちょっと違います。一度聴いてみて下さい☆

ブリグリを知ってから、アルバムは4枚とも聴いてみたのですが、
一番完成度が高いのはこのアルバムだと思います。
1stアルバムが一番ブリグリっぽい英語歌詞&スローの曲が多いので
ブリグリの曲を聴いたことが無いという人は、
やはりまずこの1stを聴くべきだと思います。

まず2つのシングル曲、
♪2「冷たい花」と♪9「There will be love there-愛のある場所-」
はもちろん傑作です。
それ以外の曲だと私的に♪3→♪4→♪5の流れが好きです。
♪3「You&I」はメロディーも歌詞も不思議な感じがして、
まあ英語歌詞なんで意味はそれ程考えてないのですが、
それでもGood！と思える曲です。
それと、♪7「“I”」もお気に入りです。

このアルバムは今までのアルバムの中でもかなり良い出来になっていると思うし、
とにかくブリグリにちょっとでも興味がある方は是非、聴いてみてください。