よく言えば優等生、悪く言えば地味
★★★★☆
Season 1 がとても面白かったので、期待して観た
Season 2 ですが、印象は、よく言えば優等生、悪く言えば
地味、でした。
ファイナリストの3人にも優勝者にも不満はありませんが、
でもTV放送時、観終わった後、何が頭の中に残ったかと
思い返せば、これっ、というものが残らなくて、いつも物足りなさを
感じていた記憶があります。
ジャッジとのやりとりでは、前シーズンよりもよく口が達者ですが、
そのわりにはデザインがこじんまりしているというか。
デザイナー達に才能がない、というわけではありませんが。
才能という意味では、前半で消えましたが、ダイアナ・イングでしょう。
彼女のコレクションが観たかったですね。
傲慢振りが鼻についたサンティーノは、口のわりにはデザインは可も無く
不可も無く、といった感じで、あの傲慢は臆病者の裏返しであることが
まる分かり。
このシーズンから、課題ごとのモデルのシャッフルが無くなり、それも
個人的には面白みに欠けた理由ですね。
でもこのシーズンでは、前シーズンでは最初に脱落したダニエル・フランコが、
参加しています。
前シーズンでは、単なるナルシストかという印象しかありませんでしたが、
このシーズンで、彼がとても真摯にデザインに取り組んでいる、人間としても
素晴らしいデザイナーであることが分かりました。
デザイナーとしての彼を観るのなら、前シーズンよりこっちですね。
US版ですので、観られる環境にあるか、注意してください。
前シーズン同様、英語の字幕が出せます。
それと、TVではカットされた場面が、観られます。
特典映像もあります。
日本版も発売されてますが、価格はこちらの方が安いですね。
円高のためか、さらに安くなってますね。
どちらがいいかは分かりませんが、日本語にこだわらないなら
US版、どうですか?