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ウィンター・ソング [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: 東宝
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素敵なシーンはあるけれど・・・。 ★★★☆☆
金城武さん主演、しかも「月夜の願い」「君さえいれば」のピーターチャン監督と
きたのでこちらはとても期待して見ました。
金城さんの魅力は十分に表されているのですが、ミュージカル仕立てという事で
ジャッキー・チュンさんの歌には彼はかすんでしまいます。そりゃ歌の神と崇め
られる方が歌うのですから仕方がありません。
途中からジャッキーさん、チ・ジニさんの存在が大きく感じて、主役が分からなく
なってきます。
役者さんではなく、ストーリーを楽しむという方には心に感じるものがある作品だと
思います。10年前の心の傷が復讐心に変わり物語は始まりますが、結局最後は
自分だけじゃなく、皆を傷つけてしまう哀しい物語です。
もったいないなぁ〜 ★★★☆☆
豪華な俳優人を揃えているのに、全体として陳腐。
三角関係の恋模様、最後のどんでん返し、張学友の歌声。
金城武の悲しい男の役、心を締め付けられました。
いいところもたくさんあります。

サーカス、ごちゃごちゃなミュージカル、劇中劇と本当の過去と現在。
いっぱい詰め込みすぎているがゆえの陳腐さ。

もったいない映画です。

やっぱり・・・ ★★☆☆☆
これは映画にする意味があるんだろうか・・・。どうせならミュージカルで、舞台でやった方が素敵だと思います。ふたりの過去の出来事と現在が交互に映し出されたり、突然、撮影シーンであろうミュージカル部分が映し出されたり、画面はやたら変わるのに状況は変わらない。何も進まず何も変わらず・・・結局何が言いたいんですか?ってゆうくらい得るものがありません。
マイナス点をストリーテリングの構造的面白さと美しい映像でカバー ★★★★☆
冒頭から、いきなりミュージカルが始まり、ちょっと驚かされます。かつて恋人だったふたりが、10年振りに再開し「ミュージカル恋愛映画」で共演するという話だから、映画の製作シーンが本作の重要な部分を占めます。
このミュージカルシーン自体は、結構面白い。でも、金城武もジョウ・シュンも下手ではないけど、歌唱力があるかというとちょっと微妙。ジャッキー・チュンの歌が圧倒的に上手くて、逆に彼だけ浮いてる。(苦笑)

ミュージカルの内容は、「サーカスに入団した青年が、昔の恋人と再会するが、彼女は記憶を失い、今はサーカス団の団長と新しい人生を歩んでいる」というもの。つまり、現実世界におけるリンとスンの関係とシンクロしています。ここが、今作の重要なポイント。
ということで、リンとスン、そして監督のニエが繰り広げる三角関係が、現実と劇中劇、さらに10年前の純愛をクロスオーバーさせながら、重奏的に描かれてゆきます。10年も恋人のことが忘れられない純情男(?)に金城武はピッタリだっけれど、スターダムにのし上がる為に、恋人を裏切り、都合のいい男に文字通り寝返り、踏み台にする。言ってみれば悪女であるスンにジョウ・シュンが見えない。10年後の大女優ぶりもイマイチ。『キュート』『チャーミング』というのがこの場合褒め言葉ならないのが辛いところですね。

「グリーン・ディスティニー」のピーター・パウと、「花様年華」のクリストファー・ドイルが撮影監督として“共演”しているとあって、映像は美しく、ミュージカル場面や金城武がプールで過去を思い出す幻想的なシーンなど、特に印象的でした。また、劇的な変化を遂げる中国の町の姿を見事にコントラストで捉えています。
魅惑的な野心作 ★★★★★
 劇中での現実、その現実とリンクした劇中劇、併行して思い出される過去、
という複雑な構成で不自然さや歪みも多い作品ですが、
そうした難点も含めて好きな作品です。

 劇中劇が1940年代上海を舞台にした実写映画というより
むしろ舞台劇に相応しい無国籍風ミュージカルなのは
劇中での現実と視覚的に明確な区別を図る目的もあるのでしょうが、
「ムーランルージュ」と「オペラ座の怪人」を足して二で割った様な画面は
実にエキゾチックで魅惑的です。
 
 主役の金城武の美形ぶりがこの作品では特に際立っており、
劇中でも指摘されている様に彼の目の力が随所でいかんなく発揮されています。
 手酷い裏切りを受けて相手から一方的に中断された愛が
本来のまっさらな愛から怨念や執着、
自分を踏みにじった相手への絶望や繋ぎ止められなかった自分への嫌悪を伴って
グロテスクな様相を呈していく過程と結果を彼は見事に演じきっています。
 彼の役はストーカー的ではありますが、
優れた演技に加え物語が彼の視点でその心情に沿う形で展開するため
個人的にはそこまで嫌悪を感じませんでした。

 周迅が演じたヒロインの行動は決して肯定出来ないし、
更に言えば貧乏故に上昇志向が強いという前提の上で見ても
観客の共感を敢えて拒む様な不可解さが残ります。
 しかし周迅のあどけない顔立ちと透明感のある雰囲気が
残酷で身勝手そのものの言動をしてもなおどこかに純なものを感じさせ、
最後まで嫌らしい印象を与えません。

 しかし、この作品で最も作り手によって肯定されているのは張學友演じた人物で、
劇中劇のサーカス団長役にも扮した彼が歌う場面は正に「歌神」の本領発揮といった趣で
後半は殆ど本来主役の金城武に取って代わる観さえあります。
これは劇中の現実とリンクする劇中劇の監督というそもそもの設定が
作り手自身の視点と感情を直接投影するのである意味当然でしょう。

 韓国から客演したチ・ジニの好演も光ります。