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Under Lock & Key

価格: ¥645
カテゴリ: CD
ブランド: Rhino Flashback
Amazon.co.jpで確認
確かに古臭いヘヴィ・メタルの王だったかもしれないが、多くのイメージ中心の80年代ロッカーとは違って、ドッケンは純粋にアピールのある曲を書いた。フロントマンのドン・ドッケンの声は大抵の流行歌のヴォーカルに勝っていたし、ジョージ・リンチは猛烈に才能のあるギタリストで、寝室を燃やすのと同じくらい簡単に心の琴線に触れることができる。『Under Lock and Key』はドッケン最初の2枚のアルバム、『Breaking the Chains』や『Tooth and Nail』のような熱気はないが、のちにより多くのフォロワーを魅了するバンドによる労作のように思える。狙いは当たった。「It's Not Love」、「Unchain the Night」、「In My Dreams」と言ったキャンディのようなメタルのソフトボールは男どもをロックさせ続けるだけヘヴィだが、女たちを引きつけるほど繊細でもあった。80年代のメタルはそれがすべてだったのではないだろうか。(Jon Wiederhorn, Amazon.com)
懐かしの80sロックマンの音だよな… ★★★★☆
とにかく、このアルバムは音作りにおいて全く隙の無い完璧な仕上がりだといえる。適度にエッジの効いたギター・サウンドもオブラートで包んだ様にキレイに処理してあって、ドンのソフトで甘い声質に違和感無く溶け込んでいる。この特徴的な独特のディストーションのトーンは紛れもなく当時の流行りの主流であったハーフラック・サイズのプリアンプ・ユニット、ロックマン(ボストンのトム・ショルツが設計し商品化して、他にグライコ、アナログエコーなど何種類かのシリーズがあった)によるものだろう。興味がある人は本家ボストンのサード・ステージやZZトップのアフター・バナー等を聴いてみるといい。同質のサウンドが確認出来る筈だ。烈火の如く荒々しい攻撃的な音が好みという人には次作を奨めるが、メロディアスかつ華やかさを併せ持った良質のLAメタル作品をお探しなら紛れもなくコレがイチオシ!!
1曲目が素晴らしい ★★★★☆
DOKKENの音楽って、聴く人を独特の空間の中に引き込む力があって面白い!!今聴いても

全然違和感がない。
4曲目最高 ★★★★☆
個人的な意見だが4曲目のスリッピンアウェイが物凄く好きです。マニアックですがこれがまたなんとめいえないバラードで聴いててとても心地よいサウンドです。
前作を凌ぐ傑作 ★★★★★
いきなりメロディアスなミドルナンバーが3曲が続く傑作。
攻撃的な前作と比べ、叙情性を多く含んだ音作りが好印象。
私自身、最も気に入っているアルバム。
メロディアスHMファンにとっては、感動の一言。
上記の他、スピードナンバー「Lightnin' Strikes Again」もハードな曲でお気に入り。
「Don't Lie To Me」も最高〜!前作に劣らず、お勧め必聴盤!!
全米チャート最高32位
作り込みの丁寧さではこれが一番! ★★★★★
前作TOOTH AND NAILで粗めの音作り(RANDALLでこういう鳴らし方をするには限界あり?)で、ちょっと違ったニュアンスのLAメタルを提示、曲のカッコよさは合格点かなと思っていましたが、本作は聴けば聴くほど深さを堪能できる録音技術、ミキシング、曲ともに一皮剥けた印象を発売当時受けました。キラビヤかな派手な音がもてはやされたあの頃、これは強いポリシー、信念がないと完成し得なかったと思います。
哀愁を帯びたVoもよく良さを引き出しているとともに、ドラムがやや心もとない分、J.ピルソンのツボを押えたベース(マッカートニーはよく研究しているはず!)、トドメはやはりG.リンチ先生の強烈なギターワーク!!恐らく彼のキャリアで最も歪んだ音なのに極めて美しく、センスある、上品なフレーズが炸裂!!これほどのディストーション成分満載ながら、他の方のレヴューのとおり、ハンバッカーストラトとしてのEddieとは違った意味で最高の音になっているのではないでしょうか。マーシャルなのかは分かりませんが、アンプも相当頑張ってます!ムチムチ感さえ与えてくれるながら、3曲目イントロではこれ以上ないようなオーヴァーダブによる、まさにハンバッカーストラトを使ったギ素晴らしいターオーケストレーションが堪能できます。
このギターサウンドそのものがすでに常人の域を超える!
途中ややダレ感もないことはないですが、様式美も意識した単なるアメリカンではないムードを意識した、独自の路線を追求したというスタンスが何とも痛快だし気持ちよいです。
1曲目から4曲目までは一気に聴けます。ややトーンを抑えた曲もよし。次のBACK FOR THE ATTACKも相当キまくっていますが、その前にこうしたじっくり聴かせるスルメ系の作品も出していることが貴重だし、これがなくては次作の完成もなかったと思います。
とにかくDOKKENでは最も回した作品、LAメタルの流れに一石を投じた作風でもあり、これは大きく評価したいです。