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Wave

価格: ¥578
カテゴリ: CD
ブランド: Sbme Special Mkts.
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パティ流のさよなら ★★★★★
かなりポップ。これはパンクというよりポップスといってもいいかも。ロックの人だけどポップセンスが凄いと思う。ご存知の通りこれを最後にパティは一旦音楽活動をやめて家庭に入ってしまうのですが、それを踏まえて聞くと、なんとなく確かにお別れを言われてる気になります。ちょぅと感傷的な気分にもなります。Broken Flag葬式の時に流してほしい。ジャケはギョロッとした目が怖いウエディングドレス姿のパティ。このころは幸せ一杯だったんでしょうねえ。プロデュースはあのトッドラングレンです。これはクレジットみなくても一発でわかりますね。音が独特なんで
甘美ですらある終末感 ★★★★★
たくさんのレコードを聴く中でたくさんの解説に出会ったが、その中でも印象深かったひとつが鳥井賀句氏のこのアルバムの解説。「明日、世界が破滅するとしてそれまでに幾枚かのアルバムを聴く事が許されるとしたら」として、ストーンズの『レット・イット・ブリード』やディランの『ブロンド・オン・ブロンド』と並んでこのアルバムを夜通し聴く、といった内容。このアルバムを最後にパティ・スミスは一度引退するのだが、その思いはレコーディング時にすでに十分あったのだろう、どこか充足感、そして終わりのムードに満たされている気がする。終末感。それも絶望的ではなくどこか甘美ですらあるような。例えば⑧など、黙示録にある世界の終末、“世界の終わる時、エルサレムの岩のドームの門が開け放たれ天使たちがラッパを吹く”ような情景のBGMのようで、この曲を聴くたびに真っ赤に燃え上がった空を天使が舞うような光景が目に浮かぶのだ。ジャケットのパティもどこか、天使のようないでたちで、しかしそのギョロっと見開いた目はまるで地獄の使者のようでもあって。
鳥井氏同様、世界が明日終るとしたら、泣き叫んだりせずに、こんな甘い終末感に浸りながらただ淡々と迎えたい。
パティ流ウエディング・アルバム ★★★★★
 79年リリースの本作は3作目の『イースター』をも上回る大ヒットアルバムであり、傑作でもあるが、このアルバムを最後にパティは突如引退して家庭におさまることとなる。このアルバムの最初の曲「フレデリック」は夫フレッド・スミス(MC5のギタリスト)へのラブソングである。

 全ての作品の中で一番ポップであるし、一番女性を感じさせる作品である。女性であることを常に恨み続けたパティが、恋はここまで変えさせるのかと驚くほどの変貌を見せている。なによりジャケットでの白いスカート姿のパティ自体滅多に見れないし、裏ジャケには、これまた珍しいパティの初めて見せるこぼれんばかりの笑顔の写真が載っていた。