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トライブ

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: ビクターエンタテインメント
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思想的な詞の、ヘヴィで平坦なロック。 ★★★☆☆
1. Open (DeGarmo/Tate/Wilton)
2. Losing Myself (Stone/Tate)
3. Desert Dance (DeGarmo/Rockenfield/Tate/Wilton)
4. Falling Behind (DeGarmo/Tate)
5. The Great Divide (Tate/Wilton)
6. Rhythm Of Hope (Jackson/Rockenfield/Tate)
7. Tribe (Jackson/Rockenfield/Tate/Wilton)
8. Blood (Rockenfield/Tate/Wilton)
9. The Art Of Life (DeGarmo/Tate)
10. Doin' Fine (DeGarmo/Tate)

以上のように、ゲスト・ギタリストとして、かつてのメイン・ソングライター:クリス・デガーモを招聘して、1, 3, 4, 9, 10 を共作している。

但し、構成美のあるメタル・ソングが戻っているかというと、やはりそんな事はない(苦笑)。ヘヴィでノイジーなギターがうねる、『Q2K』 型のサウンドである。9・11 以降のアメリカというメッセージがあるためか、全体的にスローな曲が多めだ。グランジ… と言えばそうなのだが、SOUNDGARDEN も ALICE IN CHAINS も、もうちょっと印象に残るメロディーはある。

一言で云えば、思想的な詞の、ヘヴィで平坦なロック。印象に残るフックがないのは、ポップ・ソングとして致命的。社会構造が同じではないので、アメリカの感覚は日本人には分からない。もう日本盤は出さなくて良いのでは。
これでいいんです ★★★★☆
 デガーモ氏が復活しようが、1990年代後半から彼らの骨格になっている、そのグランジーな音楽の質に大きな変化はなく、80年代からのファン期待を裏切りつづけているのだが、今作はより焦点がぼやけた作風になってしまったのは正直残念至極。
 グランジ・オルタナ世代とも言える私的には、世紀の駄作とも形容される「Hear In The Now Frontier」は嫌いではないし、CANDLEBOXを(アメリカで)商業的に成功させたケリー・グレイが加入した「Q2K」も失敗ではないと思う。 ただHR/HMの世界で大成したバンドが作る至高の音楽とはずいぶんとかけ離れすぎたことは紛れもない事実。練りこまれた構築美であるとか、展開の妙といったプログレッシヴ、かつハードロック的感覚を失って、QUEENSRYCHEというバンドの位置付けが非常に曖昧になっておる…。ともあれ、バンド自体は好きだし、ジェフの「絡みつくような」ヴォーカルの素晴らしさは認めるところであるが、如何せん中途半端である。でも聴いていて特別飽きないのは…もうQUEENSRYCHEはこれでいいのだ。
毎回のことながら・・・ ★★★★☆
賛否両論、意見の分かれるような楽曲であると思います。

全体的にはダークな雰囲気が支配する「約束の地」と、クリス不在で濃厚なグランジを聴かせてくれた「Q2K」を足して2で割ったような感じです。初期に多く見られたアップテンポな曲はありません。しかし、アドレナリンが湧き上がるような激しい緊張感ではなく、混沌とした現代アメリカの思想を代表する歌詞によってひっそりとした緊張感があります。

9.11事件にインスパイアされて製作されたアルバムは数多いのですが、本作もそのうちのひとつで、哲学的な問いによって平和を模索しているように感じました。

お勧めなんだけど・・・ ★★★★☆
すすめられるアルバムではありますがなぜ4つかといいますとまずサウンドがかわってしまったことは否めないことです。

しかし、アルバム「メタリカ」のころのメタリカをすこしブラックにしたかんじの曲の1やさわやかなロック(ポップス?)を展開する2前奏の絡みつくようなギタ-とジェフの声がさえわたる3ポップな4ギタ-がカッコイイ5シンセサイザ-のはいりかたが絶妙な6昔とはひとあじちがった唱法を多用する7前奏の渋いギタ-がカッコイイ8前奏のかわいたサウンドが何故かジェトシティウ-マンを沸騰させいいようもなくかっこよくヘヴィな9このアルバムのコンセプトの考察の結果希望がみえてきたことをうたっており結局ハッピ-エンド?だったことをにおわせる101のライヴ版ではじまりましたがちょっと違うボ-ナストラック11がありヘヴィな曲とポップな曲の順番が絶妙でありあのグランジにはしったといわれたあの二作のできが実はよかったということをおもいだしなぜ評論家はあんなひどいことをいったのかいまだに理解ができないことをおもいだしはらがたった。全体的に相変わらずの演奏力でクリスのうでがまったくおちておらず女王(の王国)健在といったかんじだがすこしブラックにはしりすぎたのではないかとおもわせるがお勧めの一枚である。

納得の進化 ★★★★★
 前作「Q2k」から更に前進した作品だ。海外でシングルカットした①を聴けば、内容の充実度が伺えるだろう。クリスの一部復帰も話題になったし、それはそれで嬉しいことだが、彼の参加していない曲のクオリティは高い。

 もちろん昔のような音楽ではないけれど、QRはそもそもワンパターンなHMを捨てて進化し続けてきたのだから、某B誌のような後ろ向きのレビューでは何も見えてこないように思う。
 多少華やかさには欠けるけど、近年の作品も納得して聴けるファンなら文句なしに買いの一枚。未だ80年代で止まっているファンにはお奨めできないけど。