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フィラメント~漆原友紀作品集~ (アフタヌーンKC)

価格: ¥590
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
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特に良かったのは以下3作。 ★★★★★
『銀河の眸』
選んだテーマと、それを語るための発想が素晴らしい。

『化石の家』
一流小説並に深みある台詞が心に染みます。

『雪の冠』
語られる闇とそこから抜け出す為の光の道筋、それぞれが
とても丁寧に描かれている。個人的に特別な感銘を受けた傑作。
ひよっ子時代 ★★★☆☆
「岬でバスを降りたひと」「迷宮猫」の2作が最近の作品で、ほとんどがアマチュア(?)時期の
約10年前の作品です。
その時期の短編などは、今の作風につながる片鱗が見え隠れしてそれはそれで興味深いのですが、
掲載されていた雑誌の性質や、まだ初期作品のため内輪的に完結している傾向があり
話自体が「弱い」です(前記2作と比べると余計に)
さらに現在と画風が全く違っていますので、まずは目を通してからご判断を。

個人的には、別の作者と思っていた作品が、漆原名義として収められていて驚きました。
作者自身、「本人すら同じ人格のものが描いたとは思えない」と記しているほど
画が劇的に変わっていたので、同一人物とはまったく気付きませんでした。
非常に懐かしい気持ちで読み返しています。
蟲師の起こり ★★★☆☆
全体的にクセの強い内容でそれを長所としている反面、一般受けはしないと感じました。
とはいえ既に入手困難な作品群をまとめて復刊してくれた意味は大きく、作者のファンならばまず買いの一品でしょう。
とても懐かしい。 ★★★★☆
6年前ににフィラメントの最後に収録されている
「虫師」を読んだ事があり、このストーリーがとても心に残っていました。
作者が漆原さんだと知らないままに、去年初めて「蟲師」を読んだのですが、高校生の時に感じた不思議な雰囲気が共通しており
もしかしたら、作者は同一なのではと思っていたらその通りでした。

そして、彼女独特の世界観や作品の持つ雰囲気は、一貫して存在するのだなぁと実感しました。

当時からもう一度読みたいと思っていたお話だったので、再読できてよかったと思っています。

その他のショートストーリーも味わい深いものがあります。

雰囲気がいい ★★★★☆
蟲師を読んでいる人にはきっとわかる、独特な雰囲気がここにもある。
むしろその雰囲気はこちらの方が凝縮されている感がある。
漆原さんは、きっと目に見えないものを、目に見えないままに描くのが上手いのだ。本作も一読しただけではよくわからないのだが、何度も読んでいるうちに、多くを語らない登場人物の「気持ち」が何となくわかってしまう。
この本を手に取ったら、ぜひ何度も読んでみてほしい。読むごとに、なぜかおもしろくなってくるはずだ。