都会のOASIS
★★★★☆
雨上がりの雲の切れ間に差す
ひとすじの陽のかがやき。
そのまま掴みとって、形にしてしまったかのような、
清々しさに溢れる音楽。
とくにTrk1からTrk3へのくだりにかけては
大都会の真ん中に在る、密々やかなオアシスであるかのよう・・・。
雨上がりの空の下、輝く太陽の光を空に見つけたら、
このアルバムをかけてみてください。
ミスター素朴
★★★★★
自分の中では年に数枚巡り合えるかというレベルのドンピシャ盤。元ブルーの人というのは後から知りました。
ビル・ウィザース、アイザック・へイズ、ネイト・ドッグといった地声でのんびり歌う歌手が好みなのでそれだけで点数は甘めになるわけですが、それにしてもこの声と楽曲とアレンジがここまでマッチングしているとは素晴らしい!
ビートがかなり太い上にスクラッチもバシバシ入るので、言うほど”アーバン・フォーク”なるキャッチフレーズを感じさせない作りという印象です。(06年にJEYMES SAMUELというアーチストがその名も「Urban Folk Music」というアルバムを出している上に、そちらの方がより”アーバン・フォーク”っぽい)。
どの曲も良いですが、1stシングルの1、ゴスペルのテリー・ウェブスターの声をサビ部分にサンプリングした3、声質も似ているSEALが生音でやったらこんな感じかなと思わせる7や8、レゲエっぽいリズムでほんわか聴かせる11あたりが特に耳をひきます。
日本盤ボートラは13と14の2曲なのですが、13はまずまず平凡なゆったり系の曲。
そして14!これがクレイグ・デイヴィッドがやってもおかしくないアコースティック調の哀愁ダンサー系佳曲!正直なぜこれがアルバムからはずれたのか謎ですね。
日本盤ライナーが今時ブックレットではなく紙の四ツ折りというショボさを差し引いてもこの曲の収録されている邦盤を購入することをおすすめします。アルバム聴き終わった後の余韻が全然変わりますよ。
さわやかな感じですよ。
★★★★★
あたしは、7曲目が好きだなぁ。
最初は1曲目がインパクト強いんだけどね。
何度でも聞けるし、車の中でもいいよ。
独特のやわらかい声。男の人はどうか分かんないけど。
女の人は、うっとりしちゃうんじゃないかな?
次も期待!!
★★★★★
前作の「サンクチュアリ」と同様サイモン独自の音楽性「アーバン・フォーク」の要素はそのままに、すばらしい内容になってました!
基本的に恋愛を歌った曲が結構あると思いますが、時にはそれ以外を歌ったものもあってとても楽しめます。
とくに「セブンティーン」は今までになかったような歌詞なのでとても良かったです。
他にも少しBLUEを思い出させるようなちょっとクールな感じの「マイ・ソウル・プリーズ・フォー・ユー」や日本版ボーナストラックの「レイン」なども入っています。
「グレース」オススメです!!