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ぼくらは海へ (文春文庫)

価格: ¥620
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
Amazon.co.jpで確認
ついに再販!! ★★★★★
見つけて興奮して、つい初レビュー(笑)
児童文学の世界ではいろんな人が取り上げ、論じまくってる名作です。
苦さが胸に残ります。大人になるって大変だ。
文芸春秋、GoodJob!!!
日本の「小さな恋のメロディ」 ★★★★★
これは、児童文学なのか?「ぼくらは海へ」というタイトルから、海好きとしては、読むべきだと思い、前半はその通りの展開。
だが、よくある児童物とはまったく違う。文庫本になったことから見ても、大人が読む価値が十分ある。
子供が読むには、もしかしてちょっと楽しくないかも。30年前の作だが、この人間関係は、現代でも通じるものがあり、あの時代(ちょっと前だが)日本の「メロディフェア」ともいえるのではないか(「恋」はないけど・・・)
窒息感のある小学校生活 ★★★★★
地方都市の塾ってそんなもんなのか、というちょっと変な感想
逝ける学校が付属と私立数校、という感じで、学習塾同士の競争もない
なので、塾のテストってのが満点から減点って感じなんだよな
授業もスパルタで詰め込みで、別段楽しくもなさそうである
また校区と塾の営業エリアがかぶっているのか、学校の人間関係が持ち込まれる
その二つの影響で非常に窒息感を覚える世界に思えた
ジャケと題名に惑わされるな ★★★★★
このジャケにこの題名、
いかにもありがちな少年たちの友情をめぐる海洋冒険モノだ。
しかしそれではこの作品の20%くらいしか表していないことになる。

たしかに主人公は少年たちだ。海も出てくる。
しかし内容は今あなたが想像しているようなヌルイ児童文学では断じてない。
いま「児童」という言葉を使ったが、それすら必要ない。

これは、すぐれた、そして苦い読後感を残しながらも、
格別な面白さ(これが一番重要)を提供してくれる素晴らしい「小説」である
このような作品を、四半世紀前の1980年に書いた作者の力量は驚愕に値する

現在絶版のようだが、ぜひとも再版してほしい。
このような作品が現在入手できないということはほとんど犯罪である。