あるときは、北海道で熊と戦い、あるときは北海道完全包囲網の中
深夜、セスナ機で脱出する!
圧巻は新宿の雑踏で警官の多重の包囲網・非常線を
くぐりぬけるシーンだ。
思いもよらぬ方法で、突破する!
そして、推理小説としても楽しめます。
くもの巣を利用した殺人トリックとは?
後は読んでのお楽しみです。
映画では高倉健さんが、主役を張った。
小説を読んだ後に映画を見たら正直物足りない。
(この名場面をつけてほしかった!という所が多すぎる)
西村氏の小説の中でこの時代の小説が
個人的には大好きです。官能小説で有名な氏ですが
官能描写はほとんど出てきませんので、念のため。