インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

Swan Lake [DVD] [Import]

価格: ¥2,073
カテゴリ: DVD
ブランド: Image Entertainment
Amazon.co.jpで確認
ドラマの展開を重視した白鳥湖 ★★★★☆
正確な収録年は分らないけれど、この映像は、多分'04年前後のKennedy Centerに於ける公演を、TV放映用に編集した物だろう。ドラマの展開に重きを置いている(+放送時間内に収める為?)所為か、Divertissementsの要素を可也抑え、その為の音楽ナンバーそのものの割愛・楽曲内のカットが目立つ。けれども物語のスピーディーであり乍らツボを押さえた展開と、それに相応しい巧みな振り付け・演出が、不思議にも、中途半端な印象を観る者に与えない。その代わり、物語の重要ポイントは実に丁寧に作られている。僕はG.Murphyを初めて観たが、何と素晴らしいダンスーズなのだろう。切れの良い高度なテクニックが売りだという事で、淡白な役造りを予想していたけれど、音楽と物語を良く理解した実に丁寧な役造りと演技で、清冽・繊細なOdette・艶やかなOdileを鮮やかに演じ分けた。どちらかと言えば、華麗な技を繰り広げるOdileの方に眼が行きがちになるが、彼女の緻密で哀感に満ちたOdetteの演技も見逃してはならない。Siegfriedは、A.Corella。意外な人選だったけれど、これが予想以上に良い出来栄え。いつもの陽性の面を敢えて封印し、一方に持っていただろう憂愁の面を上手く用いて、Siegfriedの孤独をその演技で良く表現していた。それでも彼は、熱い心を持つSiegfriedを演じ、特に4幕のOdetteを巡るRothbartとの遣り取りは直後に起きる悲劇的結末を十分納得させる大熱演だった。Murphyとのパートナーシップも抜群で、彼等の幾つかのPas de deuxは、どれもこの公演のハイライトになっている。RothbartをI.StappasとM.Gomesが2人1役で演じた。珍しい方法だが、演出上必要な処置だったのだろう。どちらも良く演じていたが、とりわけ、Gomesのカリスマ性に富んだ演技と踊りはその場を一人で攫ってしまうインパクトがあった。他のソリスト陣の小気味良い踊りと演技、群舞のアンサンブルも上手く纏まっていた。舞台美術も可也リアルで、観る者を不安にさせない。このABTの<白鳥湖>はエンターテイメント性の強い物だけれども、同時に芸術性が高い水準で維持されていた事も高く評価したい。他のレヴュアーの方も書いておられたが、アメリカの良い部分が出た公演だと思う。リージョンコード1なので、日本の再生機では再生不可だが、PCでは視聴可能だろう。所有して絶対損はないアイテムとして推奨したい。
American Ballet Theater in Swan Lake ★★★★★
スピーディな展開、インパクトのある演出、巧みな編集でとても観やすいです.
また主演がGillian&Corellaなのでとても新鮮!!
Region 1-(16:9対応)なのでリーフリ機で観るのがおすすめです.

ACT.1 なんといっても見逃せないのが小柄なダンサーで揃えたPas de Trois.
Herman Cornejo、Erica Cornejo、Xiomara Reyesの三拍子揃った踊りは素晴らしいです.
爽やか〜な笑顔で卓越した跳躍やテクニックを次々に披露しています.

ACT.2 Gillian Murphyのオデットが魅力炸裂.音楽性抜群のGillianの踊りとマイムには感動があります!!
そしてAngel Corellaですがここまで熱いジークフリードもなかなか観れない!!
美術もお気に入りでいつの間にか沈んでいる夕日にも注目です.

ACT.3 中央の壮大な扉とシャンデリアが豪華で存在感あります.
and...Gillian&Angelの安定感抜群のテクニックがスパークしている"Brack Swan Pas de Deux"は必見!!
Corellaの眼がいっちゃってます!!(笑)

Act.4 オデットとジークフリードが湖に身を投げてから昇った朝日に二人のシルエットが浮かぶ演出が非常に感動的です.
またスモークの量が完璧.

衣裳、舞台美術、充実したダンサー、ABTだけあってどれも見応えあります.
幕間には出演者のインタビューもあります♪
最高の「白鳥」 ★★★★★
私はバレエの「映像・装置・衣装」に関心・興味があり、主にその観点からの評価です。

過去に視聴した500以上のバレエ映像(BS・CS・tape・LD・DVD)の中でベスト5に入ります。
「アメリカ」の良い面が出ています。
国内盤(4:3LB/フェアリー)・輸入盤(16:9)を所有。
ケースの写真はこの輸入盤がbetter。
2005年購入。この輸入盤はリージョン1ですが、強く推奨。
スターダンサーの魅力が際立つ ★★★★☆
オデット/オディールのジリアン・マーフィは回転技でばかり注目されがちだけど、彼女のオデットの叙情性や表現力はもっと賞賛されていいと思います。アンヘルもいつもの陽性キャラを封印して、憂いのある王子を熱演。それでも3幕では張り切って回転していますが。そしてこの作品の陰の主役は、ロットバルトを演じたマルセロ・ゴメス。セクシーでカリスマ性たっぷり、すっかり場をさらってしまうインパクトがあります。さらに、出番は少ないものの、エルマン・コルネホ、エリカ・コルネホ、シオマラ・レイエスのパ・ド・トロワのテクニックが素晴らしい。特にエルマンの空中高く舞い上がる跳躍力には魅せられます。演出はエンターテインメントに徹していて非常にわかりやすく、ちょっとマシュー・ボーンの「白鳥」も思わせてユニーク。星を1点減点したのは、3幕のエルマンのソロと4幕の冒頭がカットされているから。それとアンヘルのクローズアップが多すぎるため。