手堅いのはいいんですけど
★★★☆☆
コンセプトは「青春の90年代!」といったところでしょうか。
小室系もどきからZARD、DEEN等のGIZA系の無臭味ポップス、リンドバーグかプリプリかといったガールロック、気恥ずかしい程の大味ロッカバラードに加えて1stシングルでのB'z調まで様々な曲調が並びますがやはり90年代風のアレンジということで、どうにも中途半端な古臭さがイケてない感じ。いっそ80年代アイドルを模したかわいいものならば良かったのですが。
楽曲群はおしなべて平均点といったところで、2のような何回聴いても全く耳に残らないユーロビートくずれの駄曲もありますが、5は一気に時代をさかのぼったエゴ・ラッピンなどに見られる昭和歌謡風で、これはなかなかいい雰囲気。
個人的に一番の聴きモノだったのは7の「イチャイチャ Summer」。
これが、アルバート・ハモンド「カリフォルニアの青い空」を思わせるような極上のウエストコースト風ポップスで、ウィスパリング気味に歌う藤本さんの声も合わせてほんとうに素晴らしい!この1曲でとりあえずアルバムの元は取れたかなという感じです。
ミニアルバムでもないのに水増しのリミックスを入れてトータル45分はいかがなもんかと思いますが、この二人のどちらかのファンであればまずまず満足できる盤だと思います。
ジャケット写真を引き伸ばしたのがほしいですね
★★☆☆☆
この二人を組ませて、いるのにねぇ〜
やや素材が生かされていないようで
もったいないですね。。。
もう少し、楽曲に、お金と手間を掛けてあげたら
売り上げが伸びるのにね〜
さて、楽曲の方ですが、
「イチャイチャSummer」を例にとると、
このCDに収録のものと
「GAM 1stコンサートツアー2007初夏〜グレイト亜弥&美貴〜」(DVD)
に収録のものでは、曲調やテンポも含め、印象が違ってきます。
どちらか1枚しか購入しないのであれば、
コンサートツアーのDVDの方をお勧めします。
音楽的にもヴィジュアル的にも、ニコニコになれますので。v(^_^;
P.S.
このCDも写真の撮影には手間を掛けてるようで
ポーズを含め、各カットとも、よい出来だと思う。
引き伸ばしたのが欲しい。。。。
松浦亜弥 vs 藤本美貴
★★★★★
1st GAM『甘い誘惑』待望の1枚が発売され感激って方も多いのでは!
ハロープロジェクトのメンバーでも最上位に君臨する歌唱力抜群のふたりです。
今回の作品はミキティ派として大満足!!
大勢の中に居てはタップリと歌声が聞けない↓ストレスの原因だったような・・・
しかしこの作品では十二分に藤本さんの声を聞けますから。
十分堪能出来ます。
もちろん松浦亜弥の歌唱力+ハモリで藤本美貴の歌声が生きていることは
言うまでも無いことですから。
つまり松浦亜弥なくして藤本美貴なしってことですか!
『純潔〜Only〜』『・・・H』気に入ってます。
2ndに期待!!
コーラスなら別の人で。
★★★★★
現在のハロプロユニットの中で、実力的には最強なのではないでしょうか。
全体的に、ここ数年つんくが凝っていると思われる、昭和と言うかディスコチックなメロディーラインが多くて、好き嫌い関係なく耳に残りやすい曲ばかり。曲順も聞きやすくていいと思います。
でも「Thanks!」以外の曲はほぼ全曲ミキティが主音で、あややがハモリという形になっているのですが、なんかハモリと言うよりバックコーラスという立場になっていませんか?ハモリとコーラスは違いますよね?ミキティのソロ曲を聴いてる気分になります。
私はどちらかというとミキティ派ではありますが、この形ではあややの歌唱力が活かされてなくてすごくもったいないと思います。歌のうまい2人が組んでるんだから、キレイなハモリが聞きたい!
現時点でのハロプロ最高ユニットの歌唱力を堪能
★★★★★
全体に昭和歌謡テイストなつんく楽曲のオンパレードで、これを歌いこなせるのは、ハロプロ内ではこの二人しかいないことが実感できます。
正直、もっと夏のイメージでPOPな曲が増えてれば5つ星以上の評価ができたと思います。
あややもミキティも当面はGAMが主戦場になりそうなので、さらなる傑作が生まれることを
祈ります。