環境のせい人のせいにしていませんか?
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給料が安いから。上司がヘンだから。どうせ長くいる場所じゃないし。
仕事がイヤになる原因をあげようと思えば幾らでもあげられる。
しかし、原因を見つけて、そのせいにしてるようでは、何度職場を変えても、状況は変らない。
そこそも、つきつめて考えると、その嫌な仕事と職場を選んだのは、自分なのである。
人には「魂が成長したいと願う」本能があるという。
嫌なことがいっぱい、試練だらけの場所というのは、「精神修業」の場所だ。
自分の意識では気づいてなくとも「魂」はそこで磨かれるのを望んでいるのだ。
だらだらの生ぬるい環境の中では、人は堕落していく。
常に変ろう、挑戦しよう、乗り越えようと、張り詰めている人は、魂が向上していく。
自分に決して優しくはない場所、オールOKではない場所。
ホームよりもアウェイで挑んだ方が、成長は大きい。
シンドイけれど、試練を乗り越えた時の、喜びは計り知れない。
サッカーの日本代表が、海外のアウェイの国で勝利した時の、選手の笑顔は
日本国内で勝ったときよりも、何倍も輝いて見える。
大きなチャンスをつかめるのは、より遠い、高いアウェイで戦おうとする人なのだ。
この本は、そんな勇気のある人に捧げたいバイブル。
挑戦し続ける生き物である、人間の本質を、力強い言葉で綴った人生の哲学本だ。
読むと、心が熱く熱く燃えてくる。