自分を高く買ってもらう具体例
★★★★☆
著者は有名な中谷彰宏氏。著書数はかなりのもの。
まず最初にこの本の対象者が書かれている。
1)自分のサービスをレベルアップしたい人。
2)お客様にリピートしてほしい人。
3)サービスマンの育成をしたい人。
私は1と2が合致する。
私が参考にしたいと思った、感じるものがあった箇所をならべてみる。
サービスはボディーブロー。KOパンチではない。サービスは連打。つまり、1つの大きいサービスより、2つの小さいサービスをしよう。
ニーズは苦情である。「すみません。こういうのをぜひやってください。」というきれいな言い方でニーズは挙がってこない。
挙がってくるのは、「これどうなっているの」「なんでこうなっているの」「なんでこれできないの」という苦情の形。
サービス業では、お金を払った人にだけ「ありがとうございました」と言ってしまいがち。それは、人に対してではなくお金に言っている。「そこへ行こう」と言ってくれたのは支払いをした男性ではなく女性かもしれない。
中谷氏の本は口語体の文章が多いので、読みやすい。