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スピード・オブ・トラスト―「信頼」がスピードを上げ、コストを下げ、組織の影響力を最大化する

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: キングベアー出版
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いや、本質はすごく良いと思いますが・・・ ★★☆☆☆
1.信頼はなぜ大事であるか
2.信頼の獲得は偶然ではない、必然である
3.ではどうすれば信頼をつかめるか

というのが本書のあらすじです。

本書を読んでその内容に正面切って反論する人は恐らく皆無かと思います。
言われてみれば当たり前だけど言われてみないと分からない、
本質はすごくいいところを突いています。

ただとても残念なのは冗長すぎる事。
本質の解説に肉付けしすぎです。
(ページ数をかさ上げして著書を「ご立派」に仕上げたかったのかな?と邪推しかねません。)

分量を3分の1にしての新書ならば☆4つくらいでした。
悪くない、だが、パパ(7つの習慣)のインパクトには遠く及ばす ★★★☆☆
コヴィー博士のJr.の本ということで、期待半分、冷やかし半分で読み始めました。実は悪くない。7つの習慣でコヴィー博士が語る庭の管理を任せた息子が実はこの著者であり、そのエピソードについての息子の立場からの解説など、面白く読めるところも多い。

ただ、この本で強調されている信頼の重要性というのは、日本人は普通に認識していることもあり、普通の日本人にとって目から鱗というものは残念ながらないと感じた。信頼関係が築かれていればスピードがアップする、というのも、至極当然で目新しさはない。

むしろ、米国のビジネス界の人間関係がリアルに伝わってきて、米国人理解、米国でのビジネスについての基礎知識を得るのに役立つような気がした。内容的に信頼問題に特化しているせいでもあるが、仕事、生活、人生全般について言及している7つの習慣、最優先事項、TQなどのインパクトには遠く及ばないと言わざるを得ない。

ただ、期待値が高いとがっかりする、という意味で、上記のとおり、米国人やそのビジネスの臨場感を学ぶのには役立つし、大変な力作ではある。




根源的な物を教えてくれる一冊 ★★★★★
信頼が重要なことは誰だって知っています。
でも、信頼を失わないように、信頼を得られるように行動しているでしょうか?

読んでいて「あっ・・・やっちゃってたなぁ。」なんて思う事も、
自分の行動を振り返ってみて逆効果を及ぼす行動をしていたりします。

一緒に笑っているのに相手の信頼を失う行動もあって、
そういえばあいつに話すことは出来ないなぁなんて思ったり。


信頼というのを大事だって思うのであれば是非1度読んで、
行動を振り返ってみてください。

得られることは2つや3つでは済まないと思いますし、
信頼について掘り下げた本はあまり見た覚えがありません。

おすすめ出来る一冊です。
おしいぃっ! ★★★☆☆
他の方のレビューにもあるように、お金での成果を例に出すあたりが、アメリカンですね。

お金抜きで信頼を説くなら本当にすばらしい本だと思います。次回に期待。

P.107に記載してあります。
欲は富を破壊するのに対し、信頼と誠実は繁栄を助長する

なんか矛盾しているような気がしてなりません。
長〜いですが名著です ★★★★☆
 ここまで分厚くする必要があるのかは疑問ですがこれだけの長文にも関わらず非常によくまとまっており最後まで飽きずに読むことができます。

 信頼の大切さを説く啓発書は数多くあるのですが本書では誠実さだけではんく力量や結果を核としており深みのある展開となっています。このあたりが自己啓発書だけでおわらないビジネス書らしいところで、観念論だけではなく結果をともなう大切さを説いています。

 数々の逸話も収録されておりひとつひとつ納得しながら読み進めることができると思います。7つの習慣での「クリーン&グリーン」のエピソードに関する話もあり同社の本に馴染みのある方でしたら2倍楽しめるのではないでしょうか。

 分厚いながら満足な一冊でした。