当時はハートで一番チャートでは上位にランクイン!
★★★★★
1979年に、アンとマイク、ナンシーとロジャーが破局してしまい、メンバーも変わってしまい、新たなハートのスタートを切ったアルバムです。
それ以前のメンバーでシングルがHITした曲が多かったせいか、忘れがちなアルバムですが、当時ではデビューアルバムの全米7位を上回る全米5位を記録し、それなりに(HEARTでは当時では最高に)実はHITしたのです。
シングルカットされた”Bebe le Strange”と”Even It Up”は彼女たちが大好きなツェッペリンを意識したのか(しないのか)分かりませんが、シンプルだが力強い曲です。アンの歌い方も、後期のような歌い方ではなく、まだRプラント路線風な歌い方で力強いです。私は少しPOPになってハートの一番売れている頃も好きですが、この頃のように少しブルースっぽくロックの王道的な曲調が大好きでした。
またアルバムを締めくくる、バラード”Sweet Darlin’”はハートの得意なメローな曲をしっとり歌い上げます、名曲です。アルバムを通しても素晴らしい出来でお勧めです!