最新のテクノロジーと最高権力の象徴である大統領専用機、エアフォース・ワン。アメリカ合衆国の大統領、ジェームズ・マーシャルを乗せた、その「空の要塞」が、テロリストたちに乗っとられた。大統領本人を除く全員を人質にした一味は、仲間の釈放を要求する。人質となった家族に、一味の凶刃が迫る。家族への愛か、国家への正義か...。大統領の結論は、単身でのテロリストへの挑戦だった。
監督は『Uボート』など骨太のドラマが得意な、ウォルフガング・ペーターゼン。スリルあふれる演出と、極限まではりつめたアクションが連続する。主演ハリソン・フォードをはじめとして、テロリストを演じる怪優ゲイリー・オールドマン、留守を預かる女性副大統領に扮するグレン・クローズらの名演も見ものだ。(アルジオン北村)
アクション・サスペンスに注目してください。
★★★★☆
アメリカ大統領の英雄ぶりをアピールする
右翼的なメッセージや強引な筋書きに満ちあふれていますが
アクション・サスペンス描写は素晴らしいです!!!!
単純な娯楽と考えれば十分楽しめるのではないでしょうか。
テロリストと副大統領に
★★★★★
寿司で例えるなら…
シャリ…副大統領
ネタ…テロリスト
但し、このネタとシャリは素晴らしく超一流の一級品☆
で、間に挟まれたスーパーの刺身に付いてくる粉ワサビ…大統領
ダメだってばさ…学士とオスカー女優を使っちゃさ…
大統領が自ら悪を退治するという痛快娯楽作品???
★★★★★
ハリソン・フォードが合衆国大統領という凄い設定のアクション映画。
で、娘と共に乗っていた飛行機がテロリストにハイジャックされる。
並みの映画だったら、ここで大統領と人質を救出するのは「特殊工作員の男たち」で、そいつらの活躍を描くんでしょう。通常ならば。しかし・・・・ハリソンを主役に持ってきたこの映画ではなんと「大統領自らが」テロリストたちと死闘を繰り広げて次々と倒していく(←驚き)。率先垂範(笑)の典型?。
最後は墜落する飛行機からの空中での脱出・・・って有り得ない展開でもハラハラドキドキ。
「やっぱり、いたのかよ、裏切り者が!!」って感じで最後の最後で居た内通者を補佐官の1人が命を捨てて「死の道連れ」にするシーン。そして無事に大統領が脱出したことがホワイトハウスに伝わった瞬間!
「歓喜の渦」に包まれるシーンは正に「アメリカ、万歳!」である。
ただ、人質の女性を見殺しにしてしまったりと・・・仕方ないとはいえ、問題のあるシーンもありました。
映画としては十分に面白い出来です。
期待過剰だった!?
★★★☆☆
何と言ってもキャストの豪華さ(セリフのない将軍J・プロホノフも含めて)と私のお気に入りの「Uボート」の監督W・ペーターゼンなので期待大でした。しかし内容となるとダイハードの2番煎じみたいな作品でした。悪役のG・オールドマンも機内であんなに発砲して大丈夫なのかな、とかやたらと人を殺してるだけで「ダイハード」の「ハンス」には到底及ばずでした。特撮もイマイチで、特にエアフォース・ワンが海に叩きつけられるシーンはその直後に公開された「タイタニック」と比べて見劣りします。しかし副大統領役のG・クロースはほとんどがホワイトハウスで座っている役だったのにも関わらずとても存在感がありました。もう1つはセリフのなかったJ・プロホノフ。登場シーンは少なかったものの久しぶりに彼を見れて良かったです。
オープニングで特殊部隊が空から進入するシーンがありますが、顔には黒っぽい迷彩と頭にも黒い帽子を被り最近映画に出てくる特殊部隊としては合格だと思います。
楽しめますよ
★★★★☆
大統領機が割りと簡単にハイジャックされ、大統領が果敢に戦うというのは、ちょっと?だが、飛行機の中の密室劇やテロとの戦いで緊迫感を出している点など、見せる要素がある。また、ハリソンフォード、ゲイリーオールドマン、グレンクローズの演技など、秀逸。