ロックとは一切関係ナシな部分が多く、もう単なる漫才となった渋松ではあるが、そこに何故かロックを感じてしまうのは僕だけでしょうか。特に渋谷氏の反骨精神的な発言の数々には「こんな人が社長やってイイのか!?」と毎度驚かされてしまう。だって怒りのみを原料にここまでやってきたとか言ってんだよ、この人。そろそろ落ち着いても誰も文句言えない年なのに、まだピリピリしてるんだよ。しまいにゃ、それをネタに漫才してるのだから(対談なんだけどね)。
西原理恵子氏の「それはちょっといやだ」、山本直樹氏の「72dpi」もしっかり中途半端に収められていて、読んでいて腹筋が痛くなる一冊。ちなみに、コレ読んだところで雑誌編集の役には立ちません。