松井五郎の想いとASKAの歌唱は20年の月日が作った、奇跡です
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飛鳥涼だったころ、安全地帯はよくチャゲ&飛鳥のコンサートに行っていた。玉置浩二も松井五郎も飛鳥涼の世界を愛した。20年以上を経て松井五郎がASKAと同じ曲で詩を書いている。もはや、神の領域の詩が ASKAによって歌われた。パクヨンハを失った松井五郎は
どこへゆくのか、案じていたことが そのまま 歌になって現れた。それも 神の領域での
「あなたが泣くことは ない」そうだった、松井さんが泣くことはない。
人生には 分かれ道がある、国の違いもある。しかし、ASKAさんの歌は松井五郎への
友情の歌である。松井が聴かせたい想いは、また、必ず帰ってくる。
ふたりの詩人は音楽をとおして 語り合った。ASKAは 温かい深いやさしさで松井を
歌った。この友情は奇跡の歌と呼ぼう、奇跡の歌を聴いてください。時間は、常に、人間の
味方です。
2曲共 5重丸!
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「なぜ涙ぐむ」「***」「あなたが あなたが泣くことはない」
この「***」の歌詞が効いている!!!
何度聴いても飽きることはないー。
てっきりASKAさん作詞かと。直接的でない言いまわしがASKAさんぽくて、心にじんわり。
GORO MATSUIさんと一心同体になったかの様。(失礼しました)
カップリング曲もso good ! 一度離れたファンですが泣けました。
この深みは楽しみがいがある
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ASKAにしては比較的低音域中心の楽曲で、テンポと音階のバランスが非常によい。カラオケで歌えばわかるが、この間合いはそう簡単に真似はできない。サビがガツンといくと思いきや後には引かない絶妙さ。この深みは、テンポが良い、ノリが良い、共感できる歌詞である、といったJPOPの売れる条件とはほど遠いがそれだけ一層楽みがいがある曲だ。
この世界観に病み付きになる。
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近年ASKAの描く詞曲、そのテーマに魅力を感じる。デビュー後、様々な切り口で多くの世界観を描いてきたASKA。そろそろネタも尽きるのでは…との心配もよそに、50代になった今もまた新しい扉を開けてくれる。作詞に多大な時間をかける(かかる?)ASKAによる言葉は、一行一行に強さと重みを感じられ、そして優しい。その行間の透明な言葉すら心に響いてくるようだ。
昔のパワフルな歌声も魅力だが、年相応の表現力のあるヴォーカルに、最近のJ−POPにはない巧さを感じる。例え売上が伸びなくとも、多くの人に聴いてもらいたい。埋もれるにはもったいない曲だと思う。
新しい世界への期待
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CHAGE&ASKAを活動休止してからの初の作品。一度は解散に向けて話が動いていた中で決まったリリースであり、この作品にはこれからのASKAの決意や想いが込められているのが感じられる。曲の雰囲気としてはアルバム「kicks」に近く無機質で硬派でダークな印象と言えばわかりやすいだろうか。お世話にも聴きやすいとはいえずメロディーとしてのキャッチーさはないが、ASKAの音楽に対する真摯な態度や情熱が激しいエッジとなって突き刺さり、激しい魅力と新鮮な刺激を放っている楽曲となっている。歌詞に関してはこれは私の憶測でしかないが、活動停止に対してのファンに対する思いも暗に潜ませているのではないかと感じている。カップリングは正にCHAGE&ASKAについての想いが綴られいる。またいつか二人が並ぶ日を期待しながら、まずはASKAの新しい世界に期待したい。