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経済学のためのゲーム理論入門

価格: ¥3,360
カテゴリ: 単行本
ブランド: 創文社
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中級ゲーム理論の定番中の定番テキスト ★★★★★
学部上級レベルのゲーム理論テキストの定番です。日本ではゲーム理論家や関連分野を志望する学生の割合が高いせいか「Gibbonsだけではゲーム理論の学習には不十分」という雰囲気が漂っているように感じられるのですが、はっきり言って理論系の専門家を目指すのでなければ、本書で十分(すぎる?)な内容をカバーできると思います。応用/実証系でゲーム理論を抑えたいという方は、より上級の院レベルテキストに当たるのではなく、本書の内容の(完全な)理解を目指されるとよいのではないでしょうか?
まずはギボンズから。 ★★★★☆
本書は、ゲーム理論を学ぶのであればまず読むべきといわれている本です。
コンパクトな本の中に、非常に簡潔で硬派な記述がされており、安心して読める本でした。
本書を読み終えると、ゲーム理論に関連した分野の文献が、はるかに読みやすくなります。

ゲーム理論におけるゲームは、大きく4種類に大別され、それを分けるのは、ゲームが静学か動学か、情報が完備か(すなわち、それぞれのプレーヤーが相手の利得関数を知っている)か、不完備かという基準です。この基準により、ゲームは完備情報の静学ゲーム、完備情報の動学ゲーム、不完備情報の静学ゲーム、不完備情報の動学ゲームの4種類に分けられます。

それぞれには均衡の概念が存在し、ナッシュ均衡、サブゲーム完全なナッシュ均衡、ベイジアン・ナッシュ均衡、完全ベイジアン均衡がそれに当たります。といっても、これら均衡概念はお互いにかけ離れたものではなく、ナッシュ均衡の概念をゲームの仮定の複雑化に合わせて調整しているものというのが適切なのだと思います。「与えられた条件下で、合理的に、想定しうる相手の行動に対して適切な行動をする結果達成される」というのが、それぞれの均衡の共通点なのだと思います。


それぞれのゲームについて、現実の事象を例にとった研究の紹介がされていることがとても良いと思います。なぜなら、これにより、ある経済事象についてゲーム論的に考える思考訓練が出来、自らの研究分野をより彩りのあるものにしうるるからです。巻末の練習問題に解答がついていたら文句なしだったのですが、そこは少し残念(それが星4の理由)。


数学の水準ですが、高校数学がわかれば基本的に大丈夫だと思います。高校で習うことのない内容については、丁寧に解説がついていますし。
役に立つ本 ★★★★☆
日本語とある程度の数学がわかる人ならそんなに難しいものではない。わかりやすく書かれているので役に立つ本です。十分独学できます。
かなり高度 ★★★☆☆
ゲーム理論の経済学の応用としては非常にレベルが高いし、また優れた良書だと思う。
ただ、この本を独学するのはかなり厳しい。証明などかなり抽象的な部分があり、骨が折れる。ただこれが読みこなせ、練習問題をきっちりと解けば、経済学で適用されるゲーム理論に関しては十分すぎる知識が得られると思う。
標準的教科書 ★★★☆☆
ã"れ一冊で経済学にå¿...要な非å"力ゲーム理è«-ã‚'一通りカバーできる標æº-的教ç§'書.理è«-ã‚'厳密に記述するよりも,さまã-まな応ç"¨ãƒ¢ãƒ‡ãƒ«ã‚'ç'¹ä»‹ã-ながらゲーム理è«-ã‚'解説ã-ていくとã"ろが特å¾'である.難æ˜"度は,Fudenberg and Tiroleや岡ç"°ãªã©ã®ä¸Šç'šæ›¸ã®å‰ã«èª­ã‚€ã®ã«é©ã-たものになっている.章末の「読書案å†...」ã‚'利ç"¨ã-て,専é-€è«-æ-‡ãŒç'¹ä»‹ã•ã‚Œã¦ã„るのも親切である.

非常に定評のある本だが,個人的にはå°'ã-わかりにくかった.というのも,もともとの数学的記述ã‚'そのまま言è'‰ã«ç›'ã-てè«-じられている箇所が目立ったからだ.確かに,記号ã‚'あまり使わないという意å'³ã§å½¢å¼ä¸Šã¯å¹³æ˜"になっているが,å†...容的には変わらないã-,å†-長かつ不正確なぶã‚",かえってわかりにくい.表現ã‚'もうå°'ã-工夫ã-て欲ã-かった.同じようなコンセãƒ-トで書かれているラスムセン『ゲームとæƒ...報の経済分析』や,(より上ç'šã ãŒï¼‰å²¡ç"°ã€Žã‚²ãƒ¼ãƒ ç†è«-』のほうが個人的にはわかりやすかった.

また,各トãƒ"ックの構成が教ç§'書とã-てはあまりæ•'理されていないã"とï¼!Œæ¦‚念の「定義」ã‚'個別的な問題へも濫ç"¨ã-ているã"と,豊富な応ç"¨ä¾‹ã®ãªã‹ã«ã¯ä¸­ç'šç¨‹åº¦ã®ãƒŸã‚¯ãƒ­çµŒæ¸ˆå­¦ã‚'ç¿'å¾-ã-なã'れば理解が難ã-いものも含まれているã"となどもæ°-になった.

ただ,æ-¥æœ¬èªžã§èª­ã‚ã‚‹æ•™ç§'書では,上ç'šæ›¸ã¸ã®æ©‹æ¸¡ã-にちょうどいいものがå°'ないのでまだまだ重宝するのは確かである.