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ゼミナール ゲーム理論入門

価格: ¥3,675
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: 日本経済新聞出版社
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優れた入門書 ★★★★☆
「ナッシュ均衡」など、何かと耳にする機会の多いゲーム理論。以前から一度きちんと勉強してみたいと思っていたが、この本でその目的は達成できたと思う。

著者も最初に述べているように、数学的に厳密な説明を目指した本ではないので、じっくり読んでいると時々「アレ?」と思うところはある。また、例は具体的だが、現実的かと言われれば疑問が残る。それでも著者が目指した「この本を読んでゲーム理論はわかったが、本に含蓄はないな」(『まえがき』より)は十二分に達成されていると思う。

読み終えた後「もう少しゲーム理論を勉強してみようかな」という気になった。そのための文献紹介も充実している。これこそ本書が優れた入門書である証だろう。
読者の理解力に依存しない丁寧な説明。必要なのはやる気だけ。 ★★★★★
この本を読めば、自習によってゲーム理論の基本をマスターすることができます。

著者が意識しているように、含蓄を持たせず、基礎を徹底的に説明しているので、長くなった説明にくじけない意欲さえ持てれば、ほとんど誰にでも理解できるようになるでしょう。

ただし、経済学におけるゲーム理論を意識してか非協力ゲームがほとんどで、協力ゲームの扱いは小さく、進化ゲームや実験などの新しいところには触れていません。そのため、浅く広く知っておきたい人には、これ1冊では足りないかもしれません。また、非協力ゲームでカバーされているのは完全ベイジアンまでで、逐次均衡は説明されていません。

とはいえ、この本でカバーされているトピックについての丁寧な説明は、一度読んでおく価値があるでしょう。この本だけでもゲーム理論を大いに理解できますし、発展的な本に進むにしても、技術的な点を除けば、この本の内容がかなりの助けとなることでしょう。

推奨 ★★★★★
コンパクトな本を選びたがる学生諸君は、500ページを超える本書にはたじろぐかもしれない。しかしゲーム理論に限らず、ウソや飛躍がなければ、入門者に対する学問の解説を100ページやそこらの紙幅におさめることはできない。よって、コンパクトな本ほど実は難しいか、場合によっては著者自身入門者が理解できるとは思っていないことが多い(著者には紙幅の決定権がないので、責められないが)。本書は、余裕のある紙幅を活かし、長年の教育経験を集大成しようとする著者の意気込みが感じられるという点でまず推奨したい入門書である。ゲーム理論に関する邦書は少なくないが、読者の理解を助ける努力が最大限に払われているという点において、本書の右に出る入門書は見当たらない。
説明が丁寧 ★★★★☆
図解雑学の作者の本。
図を多く利用し、説明もかなり懇切丁寧。
自分で「これはどういうことかな?」と考えながら読むのを強いられるのではなく、
説明を追っていくだけで自然と理解できるように書かれている。
ほとんど予備知識のない私でも読み通すことができた。

星4つにしたのは誤り・誤植がかなり多いため。
著者のHPに正誤表があるが、それ以外にもちらほら見受けられる。
これだけが残念でした。
とてもわかりやすい ★★★★★
まだ読み出して途中だが、最後まで読み通せるように思う。今までゲーム理論関係の本を読んで途中で挫折したが、この本は説明が丁寧でとてもわかりやすい。初心者にお勧めだと思う。