前二作には少々及ばず・・・
★★★☆☆
これを初めて読む人は楽しめると思いますが、私は「でんしゃでいこう」と「ドライブにいこう」ほどの出来は感じられませんでした。ネタ切れ(?)もあるのかな?
景色も構図も前二作ほど変化がないし、飽きてしまう感じ。購入するなら、一度本屋でみせてからの方が良いのでは・・?三作そろえたい人には良いかもしれません。
シリーズ3作をそろえたい方にはオススメ。
★★★☆☆
『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう』『ドライブにいこう』を持っていて、内容がリンクしていると聞いたので今回購入しました。
上記2冊を並べて読みながらリンクしてる部分を探す作業がなかなか楽しかったので、今回もそのように楽しめるのかと期待しての購入でしたが、リンクしてるとは言い難いように感じました。
また、虹が1ページ毎に出てくるという仕掛けは、実際の虹の出方とは違う(雨降りの途中から出たりはしない)ので、ちょっと違和感を感じました。
トンネルから覗いている車が常に同じなのも残念。
それでも5歳の長男は上記2冊と同じ絵のタッチだということが最初に見た瞬間にわかったようで、カバーにも写真が載っていて「いっしょによんでもたのしい」と書かれているので、並べて一緒に読んでは喜んでいます。
虹にも1回目・4色出たあたりで気付き、ページを行ったりきたりして虹の出具合(?)を確認していました。
上記2作を既にお持ちの方にはオススメ出来ますが、それ以外の方にはいまひとつかもしれません。
楽しい遠足
★★★★★
―――今日は楽しい遠足です。なのにお空はどんより雨模様。「やんだらいいな」いろとりどりの景色の中を、遠足バスは走っていきます―――
年少園児にちょうどいい位の仕掛けがあります。女の子が喜びそうな色彩の綺麗な風景と、男の子が喜びそうな車の絵が沢山描かれていて、さすが、わかってるな!って感じです。バスの運転手さんがとても優しい顔で…最後のページで彼が後ろ手にてるてる坊主を持っているのを見て、かなりやられました。この一冊があれば、雨の遠足だって楽しくなるハズ!
カラフルな山道の絵と、仕掛けが楽しい絵本です
★★★★★
各ページにある山道のトンネル部分に穴が開いていて、次のページがちょっと見えるのが、子どもは好奇心をそそられるようです。
もみじやま、かえでやま、田んぼ、牧場、キキョウの野原、海のそばを通ってぶどうやまへ向かいます。各ページの色が虹の七色のうちの一色になっていて、最後のページに来ると、ページの端が重なって虹に見えるという凝った仕掛けがしてあり、子どもが真っ先に気づき、喜んでいました。
よく見るとバスを乗り込む時から目的地のぶどうやまに付くまでの子どもたちの表情がだんだんと変わっていて、帰りのバスでは沢山の笑顔の子どもたち。
雨の日でも遠足は楽しいということがよく分かる絵本だと思います。
GO!GO!ぶどうやま!
★★★★☆
雨の中、遠足のバスはぶどうやま目指して進みます。どこにあるのか、ぶどうやま。なんとトンネルを6つもぬけるのです。しかも、渋滞のいろは坂を思わせるような道路あり、松島の海岸を連想させるような海ありと、どんなにぶどうやまが遠くても子供達は退屈しないでしょう。無事、目的地に着くころには雨もあがり空には・・・。