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新訂 官職要解 (講談社学術文庫 (621))

価格: ¥1,418
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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国文学だけでなく日本史でも必携 ★★★★★
古代・中世の国文学を学ぶ学生にとって
この本が必携なのはもちろんであるが、
日本史を学ぶ上でも非常に興味深いものがある。

たとえば平家の公達の官位を一覧にして見てみれば
平家一門のの威勢が強力でまばゆいものだったのかわかる。
また、織田信長の「上総介」とは、羽柴秀吉の「筑前守」とは、
いったい、いかなるものであるのか考えると興味深いし、
その他の信長配下の武将達が朝廷からもらった様々な官位を見れば
律令世界の形骸化を知ることが出来る。

「大石内蔵助」「大岡越前」などの名前の由来が
どんな官職なのかを知ることも歴史を知るうえで重要と思う。

日本の官僚制度を知る為の必読のガイドブック ★★★★★
 この本は、元々国文学を専攻する学生に対して、国文学の前提知識となる律令制度下の官職制度の変遷について、事典形式で簡潔に説明した連載モノを一冊の本にまとめ上げたものです。

 この本の元となる連載モノが連載開始となったのは1901年のことであり、それを現在の読者に分かりやすく伝える為に、仮名遣いを改めるとか、官職の項目ごとにゴチック体で目立つように文章を校正したりすることによって、今の形で文庫化されることになりました。

 この本の特徴として、大宝、養老律令、延喜式などの公式の文書をベースとして、平安、鎌倉時代の古典文献を豊富に引用しながら、律令制下の官職の盛衰を、極めて平易な形で説明していることが挙げられるでしょう。
 

 この本が完成して以降、日本史において官位の権限について(特に地方官について)新しい研究成果が発表されていますけれども、それがこの本の説明を根本的に覆すものには至っていないのが現実であります。

 国文学に興味を持たれる方、古代、中世史に興味を持たれる方、日本の法制史に興味を持たれる方にはこの本は大変便利なガイドブックとなることは必定です。

古典を読むなら絶対必要! ★★★★☆
古典を読んでいると、人に名前がついてなくて、
官職で出てきますよね?
しかも、出世すると名前も変化してしまったり。
古典を読んでると、名前がとてもややこしく感じませんか?
この本は、そんな悩みを解決してくれる便利な本です。
どんな官職なのか、簡単に調べられます。
文庫本なので、いつでも机においておいて、タイムリーに

調べられるのも、おススメする理由です。
ただ、もともとが古い本なので、言葉遣いがなじみにくかも
しれません・・。
それぞれの人が、どんな意味の官職ついているかがわかると、
古典が更に楽しく読めるようになると思います。
オススメします。