ザ・シークレットとの関連性
★★★★☆
筆者は英語が読めるかどうかはわからないのですが、
ザ・シークレット日本語版出版以前に出た本なので、
読んでいないと仮定して、この人は、「ザ・シークレット」の
「引き寄せの法則」とほぼ同じことを“いつのまにか”行った人です。
「ザ・シークレット」内でも、感謝の重要性が解かれ、毎朝、
涙が出るくらい感謝しようとか、小石を持ち歩いて、それを触るたびに
何かに感謝した、という人の話とか出て来ます。感謝することで“願いがかなう”
“欲しい物が引き寄せられる”という話が「ザ・シークレット」には書かれているのですが、
この「感謝力」の筆者は、まるきりそれと同じ事をして、“欲しい物を引き寄せ”ているのです。
「ザ・シークレット」に興味を持った人は、読んでみるといいかも知れません。
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★ひとつ減らしたのは、感謝するためのHow-toがちょっと弱いということ。
方法のひとつとして、「内観法」をしてみなさい、と書かれているのですが、「内観法」は手軽に
出来るものでなく、過去をしっかり思い出さなければ出来ないという、敷居が高いものです。
その他の方法についても、ちょっと具体性に欠ける感じがあり
(総体的すぎてどこから手を付けていいのか迷う)もっと細部に切り込んだHow-toが欲しいところでした。
あと、どうも自分の所のセミナーの宣伝くさいなあ、と感じる部分が散見されました。
この手の本は、手前味噌な話が出ると、一気に広告本くさくなりますね。
感謝をすれば、必ず自分をわかってもらえる
★★★★★
本のカバーが巻物風なさわり心地で、
人生の悟りを開ける気がします。
タイトルをみてピンときました。
感謝することはとても大事です。(って言葉ではよく聞きますよね。)
ここで言いたいのは、
・当然こなせていることなどに気づき、
そのことに感謝しましょう。
・自分から積極的に感謝する=相手を認める
です。
たとえ嫌な上司がいたとしても、
現在の仕事に不満があったとしても、
他人のせいにせず、嫌な上司という
1億分の1(日本人で言うと。世界でいうと63億分の1)
の確率で出合えた事、
嫌な点に気づいた事で、反面教師にすることができること、
今の嫌な状況から抜け出そうと頑張れる事
ができます。
今に満足していたら、今より頑張ろうという
気持ちが湧かないし、頑張ろうとも思いません。
今、こうやってコメントを書くことができること、
目がみえること、手がうごくこと、
歩く事ができること、仕事ができること、
電車が定刻でうごいていること、
に感謝しています。
私のブログを見ていただいている皆様にも
感謝しております。
嫌な上司に感謝しつづけることで、
その気持ちが徐々に理解してもらえるし、
実際昨日、上司から
「日ごろ頑張っているね、入ってまだ日が浅いし
大変だろうけど、石川はいないとこまる戦力だ。
まだ作りたての環境で、今まで経験したことがないことが
多く大変だけど、なんとか頑張って欲しい。
石川の成長ができる環境を作っていきたいとおもう。
昔からいる人には勝てないとおもうが、
今までの経験とは違う仕事をしているとおもうが、
駐車場の知識をもった社員を探すのは難しい。
そういう意味でこれからも頑張って欲しい。
期待している」
と言われました。
上司から期待されているといわれるとうれしいものです。
これは、何を言われてもみんなに感謝の意を伝えていたから
だとおもっています。
感謝の力は偉大です。
感謝!!
まちがいなく人生の必読書
★★★★★
色んな分野、色んな人が「感謝が大事」だと説いている。自分が成人前、かなり
深い悩みを抱えているときにそうした言葉に何度か出会った。
だが、何に対してどうやって感謝したらよいか分からなかった。感謝しようとした場合でも、「・・・だけどさぁ」「でもなぁ」と瞬時に否定の言葉で頭の中がいっぱいになった。
自分の場合は、随分と時間が経過してから自然と感謝ができるようになった。何冊もの良書との出会いが徐々に幼かった思考や物事の受けとめ方を変えていき、徐々に世界観そのものをも変えていってくれたからだ。
今の時代、素晴らしい品が沢山ある。自分が思春期の頃よりも、「お道徳っぽい」「たんなる理想論」の硬い本は少ない気がする。
私が出会った方法の全てではないが、この本には「どうやったら感謝ができるのか」そして「なぜ感謝が必要なのか」「そして感謝するとどういう恩恵があるのか」が、このたった一冊の中にぎゅぎゅっと濃縮されて語られている。若干、私からすると「卑下しすぎ」と感じられる部分があって痛々しいが、この書の価値は揺るがない。
「感謝」というのは世界観を変え、人生を変えてくれる大きな要素の一つなので、是非読んでみてほしい。
アサーションなどのコミュニケーション術も人生を劇的に変えてくれる要素でありオススメしますが、所詮、それだけでは世界観が変わらない。生きやすくなるだけだ。
感謝は価値観そのものを変えて、幸福感、心が満たされる感じを与えてくれるものであると実感できる。
ほんとうの幸せと成功に気づけます。
★★★★★
著者自らが、病気の総合デパートと言えるほどの健康障害を克服していくなかで、
「体に現れる病気は、心の曇りが晴れ、共に癒されれば改善していく。」
ということに徐々に気づいて、一つ一つ試行錯誤しながら、
丁寧に積み重ねられた結果が、豊富な実例とともに誠実に綴られています。
ああ、これなら凡人の自分と変わらないではないか、
これなら自分でも実践できる。そんな気になって、内容に引き込まれていきました。
とても分かり易い文章で、人生は人間関係の調和で幸せになり、成功していける、
その秘訣が「感謝力」にあることが実感できました。
本当の人生の羅針盤
★★★★★
世にあふれている、有名人が思いつきで書いた単なる知識の羅列である幸福論や、いい加減な道徳論ではなく、
成功哲学に必ず出てくる感謝とはいかなるものであるのかが明確にわかった。
幸福な人生を歩み、健康で社会的にも成功するにはどうしたらよいのか、
著者自身が呼吸法や瞑想によって困難を克服した経験や、多くの人の成功例を挙げて説明されていた。
複雑でストレスに満ちた社会の中で、自分の真の願いを知りながら生きて行くのに必要な知恵が感じられた。
また、インドの聖人カルキ・バカヴァンとの出会いについても触れられており、
未だ日本では必ずしも十分に知られていない聖人の姿を知る上でも興味深い。