恩書
★★★★★
性格づけされていないものが「空」
この本のこの教えにたどりつくまでに、20年かかりました。
この本は、私の恩書です。
ありがとうございました。
私の人生を変えてくれた一冊
★★★★★
厄年、大殺界&低迷運・・・数年もがき苦しみ、悩み、病んでいました。
やっと悪い年回りを抜けようとしていた時、後は登る運気だと思い、自分をもっと磨くために色々な本を読んでいました。まとめ買いした本のなかで、最後まで手をつけなかったこの本が私にとって一番必要だったのです。
目から鱗。まさに自分に足りないもの、何が自分を苦しめているのかを理解しました。
仏教を勉強したいのであれば、この本はお役には立てないかと思います。でも、自分の生き方を変えたいと思うのであればお勧めします。
感謝していきればこの世の生は悩みなし
★★★★☆
お釈迦様の残した「般若心経」こそがお釈迦様の教えの真髄である。
その中で、受け入れよと、一切をいけいれよと書かれている箇所が
ある。
「羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提娑婆訶」
ギャテイギャテイハラギャテイ ハラソウギャテイ ボジソワカ
この最後のところに
「全てを受け入れて実践的に生きて向こうの世界へ早くいこう!これで
全部落ち着きました、納まりました」と言っています。
最高の受け入れが「感謝」なのだと小林正観さんは言うのです。
この本にあるエピソードやお話は、小林正観さんの本を数冊読んだ人に
は、小林正観さんの感謝論として、有難くスッと体に入ってきます。
本当に安らぐ本です。有難うございます。こんな本書いていただいて。
感謝!生きてることが最高に有難いという気になります!
釈迦の教え?
★☆☆☆☆
釈迦の教えについてわかりやすい本がないか探していたとき、レビューで評価の高かったこの本を購入しましたが、かなり期待外れでした。
著者は釈迦の教えについてあまり知らないと前置きしつつも、般若心経について釈迦がどうしても後世の人に伝えたいと願ったお経だと書いていますが、そもそも般若心経は大乗経典であり、釈迦の死後だいぶ経ってから書かれたものなので辻褄が合わないと思います。
著者自身の哲学として語るには悪くない内容だと思いますが、「釈迦の教え」について学んでもいないのに、曖昧な理解をベースにそれが自分の哲学と同じだと主張する著者の姿勢には感心できません。
心が浄化される本
★★★★★
正観さんの御本というのは、何故に読んでいると心がこんなにも和むのか。
この本を読んでいて『王舎城の悲劇』や『盲亀浮木の譬え』を思い出しました。
ありがたや、ありがたや……。