小林正観さんの人間像に触れられる好著。
★★★★★
待ち望んでいた本に巡りあえたという気持ちです。正観さんの本の読書を積み重ね、ありがとうを知り、トイレ掃除を知り、宇宙方程式を学ぶことができました。目のうろこが零れ落ちるような気持ちになる一方で、これって少し危ない話じゃない?という疑いの心が残っています。そういう気持ちが、小林正観とはどんな人で、どういう経験をして、宇宙方程式を発見したのか、という個人への興味が膨らんできます。この本の著者は正観さんになっていますが、内容は、風雲社の山井氏がインタビューを繰り返して辿りついた小林正観論です。山井氏はどちらかというと普通の日本人で、競争社会に身をおき、努力の積み重ねが大事だと思ってきた人です。そういう人が、正観さんを知り、「あなたには何が見えているのですか」ということを知りたくてできあがった本です。驚いたのは、正観さんの脳波です。ベータ波0%、アルファ波9%、シータ波91%であったそうです。普通の人の視点で、小林正観さんが伝える宇宙方程式に近づいていくことができると思います。
スピリチュアルではない
★★★☆☆
やはり、普通ではない。
斉藤一人からいきなり小林正観に入っても心の拒絶反応が起きるかもしれない。
もともと小林氏は、超能力の研究を行い、透視の技術を取得し、他人の死期まで当てることが出来るようになった。
こんな経歴が彼を理解する邪魔になる。
しかし、彼が真に伝えたいことは非常にシンプル。
スピリチュアルなのではない。
「ありがとう」を繰り返しながら、トイレ掃除を怠らず、自分が太陽になる。
全ての答えは自分の心の中にある。
そんなことが少しずつ分かりかけてきたような気がする。
私は小林氏の著書はこの本が初めてだが、確かにインタビュー形式のため、入門編としてはおすすめできない。
正観さんという人がわかる
★★★★★
正観さんの本を、何冊か読んだときに感じていたのが、「まだ、正観さんという人がよくわからない」ということでした。
講演のCDなどを聴けば、人柄などもよくわかります。活字だけだと、よくわからない部分もあります。
でも、この本は、共著の山下さんが正観さんを近くで観察して書かれていますので、客観的とてもわかりやすいと思いました。「正観さんって、そんな人なんだ」ととても親近感が沸きました。
ですので、最初の本してはお薦めはしませんが、数冊読まれた後での、この本は最高にいいと思います。ありがとうございます。
-Naoki
知らぬ間に、感性が磨かれていきます。
★★★★★
唯物論者という検証型の著者が、精神的な世界へ、知らない内に引き込みます。
スピリチュアルな感性が、知らない内に磨かれるという不思議な本です。
また、般若心経等、仏陀の教えもさりげなく説かれていて、理解を深めることができました。
左脳型の思考を知らずに右脳型へ誘う大変興味深い1冊だと言えます。
著者のシリーズは、おもしろいですね。
本人の声ではないので・・・
★★★☆☆
本人の著書ではなく、編集者がまとめた小林正観概論です。
なので、普段よりインパクトは浅い。小林氏の知識を増やす部分については悪くはない。
私個人としては、物足りなかったです。