90年代初頭にヒタレル名曲集
★★★★★
他の方が詳しいレビューをされているので、あえて感想だけ。映画が公開された当時に流行ったNJSを彷彿とさせる曲がてんこ盛りで往時に戻ったかのような感覚に浸れます。
個人的に、2曲目・4曲目がおススメです。昨今のブラックミュージックシーンとは傾向が違いますが根本は同じような気がします。若い方にも手にとってもらえると、うれしいですね。
この曲の為に!
★★★★★
ウン十年前に一度購入したCDの一枚でした。再度、購入する気を起こさせたのは何よりも「Johnny GillのI'm Still Waiting」頭に僅かに残っていたこの曲を出張先で偶然入ったバーで聴き、店で急にウルウルしてしまった曲です。最近JohnnyGillのLoveSongsと言うミニアルバムに入ってますが正式にはこのサントラの為に造られた曲!?でJohnnyGillの正式なアルバムに入ってません。初期の曲の中で最高傑作と呼べるこの歌。時には激しく心の中から優しく歌います。他の曲では普段、下ネタ満載の2LiveCrewが渋く歌う「In the dust」もお勧め!
ジョニー・ギルの名曲を含むNJSの決定版
★★★★☆
実在した黒人麻薬王と麻薬撲滅に奔走する刑事達を描いたバイオレンス映画のサウンドトラック。当時流行したNew Jack Swingをベースにストリート感覚に溢れるアルバム。R&B系サウンドトラック・ブームの口火を切った作品でもある。
レヴァートにクイーン・ラティアファ,キース・スウェット,ガイ・・・という豪華キャストもさることながら,参加アーティストのオリジナル・アルバムでは聴けない名曲もあるので聴き逃せない。
何と言っても「I'm Dreaming」,「New Jack City」,「I'm Still Waiting」の序盤3曲が秀逸である。エラ・フィッツジェラルドの甥という素晴らしい血筋ながら伸び悩むクリストファー・ウィリアムズが,原石さながらのきらめきを放った「I'm Dreaming」は,New Jack Swing的なグルーヴィーでしなやかなアップテンポをマニッシュに歌い上げた傑作で,彼の代表曲と言っても過言ではない。ガイが手がけた「New Jack City」はドライでスタイリッシュなアップテンポ。サビの部分の迫り来るかのようなスリリングなメロディー展開が素晴らしい。そして,ジョニー・ギルが歌う「I'm Still Waiting」。美しくも悲しいバラードを時には感情を抑えるようにしみじみと,時には泣き叫ぶようにシャウトする。まさに絶品。この曲はジョニーのオリジナル・アルバムには収録されていないだけに,この1曲のために本作を購入したとしても損はない。
この他にもいかにもキース・スウェットらしい,ゆったりとスウィングする「(There You Go) Tellin' Me No」,無名だが中高音を主体とした伸びやかなヴォーカルが,グルーヴィーでしなやかなメロディーに映えるダニー・マッドゥンの「Facts Of Life」 などがいい。
ところで,肝心の映画では麻薬王をウェズリー・スナイプスが演じ,彼を追う主人公の刑事役をアイスTが演じたのだが,これって配役が逆のような気がするのは僕だけだろうか。
いい!
★★★★★
理屈抜きでいい!! 捜し求めたかいがあった。