いや、実はこのリマスタ盤は持って無いんだけどさ。オリジナルが素晴らしいからデジタルリマスタ盤リスペクトって事でこっちに書かせてもらう。DVDも付いてるから購入するつもりだし。

本作は彼の3rdながら全編カヴァーなんだな、原曲作ったのは以下(二人いる場合、後ろが作曲者の筈・・・)。

1. John Bundrick
2. John Lee Hooker
3. Dan Warren Folger / Mickey Newbury
4. Danny Dill / Marjohn Wilkins
5. William Roberts
6. Charlie Daniels / Johnny Cash
7. Leadbelly
8. Joe Melson / Roy Orbison
9. Lou Reed
10. Jimmy Webb
11. Alex Harvey
12. Roger Cook / Roger Greenway
13. Traditional, Arranged by The Alabama Singers
14. Frank Farian / Tom Springfield

名前みて気付く人も多いだろうが、上記は殆どカントリー畑の面々。
だから当然Birthday partyや前作2枚と比較すると落ち着いた雰囲気で、これ出た当初、こんなヌルい曲なんてニックに求めてねぇよ！って思ってた。
でも原曲が良い事もあるんだろうが、聴き込む程にこれは名盤だ！って思った訳で、まぁ彼にこんな側面があるからこそ数々の懐の深い作品を作れたんだろう。

彼の初期作品の中ではちょい異色だが、ニックが歌うと彼のオリジナルになってしまう。
そして後々の彼の作風を考えると、とても重要な作品だと再認識せざる得ない。