有機的なチーム
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シリーズのなかでも一番役に立った。
岡康道さん、児島玲子さんなど引き込まれる。
チーム作業に関して、皆個々で若干違う認識を持っている。
世にあるチームマネジメント論とかって難しいけど、これは次の日から
意識を変えれば、できることが多々ある。
ひとつもふたつも上のチーム。のいくつか
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色んな意見・多様な見方がそれぞれを補完する形で示され、それらが織り成す、編者の言うところの個織の姿が
鮮やかに描かれている。
おそらく、日本語で書かれたチーム論・組織論としては最高レベルのものでしょう。
ただし、正解がズバリ書かれているわけではなく、読み取る力を読み手に要求するため、その点は注意が必要です。
広告業界の成功者の話であるが、専門用語もほとんどなく、他業界にも十分当てはまります。
例えば、広告業界では少数精鋭で大きな価値を生み出すのが可能であり、自分のソフトウェア業界では
それだけではやっていけない面が大きい。
しかしながら、スタッフィング(人集め)のいくつかの考えなど、プロジェクトを勧めるうえでのコンセプトとして
非常に参考になるでしょう。
クリエイターの仕事の進め方を盗むことができる本
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クリエイターというと、どうしても1人でアイデアを出して仕事をしている印象が強い。
だが、この本を読んで、そうではないことがわかった。
1人よりも複数。
その方がアイデアの質も、仕事の質も高まるらしい。
問題は個々の技量の掛け合わせをどうやるかだが、
その手掛かりが、有名クリエイターたちの経験を通して、うまく表現されている。
1冊読めば、彼らと一緒に一仕事こなしたような学びがあると思う。
大勢の人がいる組織の中で、
自分がこれからどう振る舞っていけばいいのか、
道筋が見えた気がする。
ご近所付き合いにも通じます
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「ひとつ上のアイディア」 に溢れ 「ひとつ上のプレゼン」 を目指しても、良きチーム、即ち 「ひとつ上のチーム」 に恵まれなければ画餅に帰す・・・・・
好むと好まぬとに拘らず、人間はチームの一員です。 天井天下唯我独尊の将軍様も、一人では生きていけません。卓越したチームに支えられているからこそ、天下を敵に回し 『喜び組』 をお楽しみになれるのでしょう。
このところ希薄になりつつある対人関係を、今一度見直すチャンスを与えてくれた本です。 ♪♪ トントントンカラリンと隣組ぃー ♪♪ とまではいかないまでも、ご近所付き合いを再考させられました。
「ひとつ上」三部作の完結篇、三冊揃うと圧巻です。
「人間」として、いい仕事をするために。
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「個性を出さなくちゃ」「自己主張しなくては」と、会議でののしりあいをする人たちをみていて、「なんかおかしいな」と思っていた疑問が一気に氷解しました。
やっぱりチーム仕事で大切なのは「結果が出せるかどうか」。そのために、巷ではいろんな理論がもっともらしく語られているわけだけど、この本は視点がちょっと違っていると感じました。
もっと「人間」をみている気がします。人間を大切にしているというか、人間のチカラを信じているというか。。。
そう考えると、世間のコーチング論とかマネジメント論は、人間を理屈に落とし込もうとしすぎかもと思ったり。。。
「歯車」になりたい人には物足りないかもしれないけれど(そんなヤツはいない?)、「人間」としていい仕事をしたい人にはオススメです。