AS I LAY DYINGが何故他の似類のメタルコアバンドと違い評価されるのか?
それは単純に極端に滅茶苦茶正直なメタルコアをやっているから(笑)
正直過ぎる程メタルコアなところが逆に受けるのだと思う。
アグレッション、リフ、ブレイクダウン、スクリームからのクリーンボイス等正直過ぎる程メタルコアである(笑)
矛盾しているがそんなバンドは山ほどあるが、彼等には何かがあるのだろう。
今回もいい意味で相変らずのメタルコアサウンド、もうKILLSWITCH ENGAGEなんて食ってしまうだろう・・・。
アルバムのレビューにはなっていないが(笑)彼等のメタルが好きなら買ってよし!!という内容だ。

幾分メロディアスになり聴きやすくなりましたね!ただ、こいつらはやっぱスゲェと再認識しました!

正直ここまでやるとは思っていなかった。有力メタルコア勢達が次々に自分達の音を追求する為に?方向転換した結果、どれも似たり寄ったりしている中、この最新作は、まさにAs I Lay Dyingにとって自分達の音を追求、進化した納得のいく作品になったのではないだろうか。

音の厚みや、圧倒的な音圧、勢い、速さ、またそれらを損なわないメロディアスなパート。
どれをとっても、この手のジャンルでは今年一番の完成度の高い作品ではないだろうか。

まさに世代交代を突き付ける作品。

まず前作より"圧"がやばくて、
そして1曲目から暴れるテンションで、
でもメロディアスなサビもまたとても綺麗で、
この緩急がクセになる感じで、
さらにピリッと切れのあるリフが随所に効いていて、
とってもいいアルバムです。

多くのメタルコアバンドが自分たちの方向性を変えていく中で、AILDは変わらずにメタルコアの行く末を啓示してくれた。
それがこの５枚目のアルバムの『the Powerless Rise』である。
相変わらずティムのボーカルはキレていて、非常にパワフルである。
それと、このアルバムの特徴はサビが非常にメロディアスであること。
それが顕著に表れている２曲目がオススメです。

「これが俺たちの進化だ！」と受け取れる素晴らしいアルバムです。