曲がり角のときに・・
★★★★★
「今が人生の曲がり角」と思ったときに読んでほしいです。
50すぎちゃった方はもちろん、もっと若い方でも。
きっと泣けます。そして、新しい自分に気づきます。
私も涙しました
★★★★★
イマイチ数の足し引きが分かってない娘にどうか?と手に取ったのがきっかけでしたが、算数なんか吹き飛ぶ人生についての絵本でした。
ゾウが赤ちゃんから大人になるにつれて毎年毎年増えてきたウンチ。ある日を境に突然減ります。なぜだろう?ゾウは考え続けて一つの仮説に達します。そしてその仮説が正しいことが証明されるとき、それは悲しい瞬間のはずなのに、ゾウは幸福でした。満足だったのです。
・・・不覚にも涙があふれてきてしまいました。私にもいつか訪れる「そのとき」に、私はこんなにも満足して静かにすがすがしく、すべてを受け止めることができるのだろうかと考えさせられました。
小さな子供に読む絵本としては絵柄も話も地味ですし、子供はウンチの山に大喜びしているだけですが、大人は生き方を考えさせられると思いますよ。
涙なくしては読めません!
★★★★☆
~ある小児科でこの本に出会いました。
見つけてきた娘が「読んでー」というので読んでやっていたのですが、最初は
「ぞうさんのうんちが1個増えました。ぞうさんは大喜びです」なんて他愛のない
可愛い話だったのですが…ラストはあまりにも深く、重いものでした。
涙が出そうになって最後まで読んでやれず、言葉が詰まって適当に切り上げてしまいました。
~~
幼い子供たちは「うんち」という言葉でおもしろがっているようですが、いつかこの物語の重さに気づくときが来るでしょうか…。
誕生日に買ってやろうと思っています。~