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ザ・ウォーニング(警告)(紙ジャケット仕様)

価格: ¥2,600
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
   84年に発表されたクイーンズ・ライチのデビューアルバム。すでに独自のサウンドスタイルを確立していて、ヘヴィメタルともプログレッシヴロックともカテゴライズできかねない。彼らが訴えたいテーマが明確であり、その思いを音で体現する表現力とテクニックを身につけているという驚異のレベルの高さ。
   ジェフ・テイトの哀愁を帯びたハイトーン・ヴォイスは実に表現力が豊かで印象的だ。彼らは混沌(こんとん)とした世界について歌ったこのアルバムで、数多くのバンドが出現したアメリカ音楽界の戦国時代を征した。(富良仁 枝実)
完全無欠のコンセプト・アルバム。構成美の極み。 ★★★★★
 デビュー・ミニ・アルバムでは、1曲目収録の「QUEEN OF THE REICH」がツイン・リードの、あまりにも完成度の高いスピード・ナンバーだったことから、その向きを期待するリスナーが多かったように感じます。当時の評判を思い返すと、そうした意味において、このデビュー・フル・アルバムは「意外」だったようです。しかし、ミニ・アルバムの2曲目以降の曲群の流れを汲んだ「緻密な構成美」を、完成の域にまで昇華させた本作は、今にしてみれば「当然」の結果として受け入れることができます。

 それにしても、この完成度はどうでしょう。各曲のメロディーやアレンジの質の高さはもとより、絶妙の曲配列や必要にして最小限のギターソロなど、文句のつけどころが見つかりません。音を聴いているだけで映像が目に浮かぶようです。降参です。

 バンドのアイデンテティーを確立した、記念碑的な一枚です。バンドはこの後さらに、この作品の世界観の進化・深化に取り組むことになります。

【追伸】ここまで完成度の高いコンセプト・アルバムに、ボーナス・トラックは不要と思います。再発の付加価値としては、SACDとかマルチチャンネンルなど、「高音質」関連の方が作品の内容になじむと思います。
非の打ちどころのなし! 「完璧」です!! ★★★★★
 デビュー・ミニ・アルバムでは、1曲目収録の「QUEEN OF THE REICH」がツイン・リードの、あまりにも完成度の高いスピード・ナンバーだったことから、その向きを期待するリスナーが多かったように感じます。当時の評判を思い返すと、そうした意味において、このデビュー・フル・アルバムは「意外」だったようです。しかし、ミニ・アルバムの2曲目以降の曲群の流れを汲んだ「緻密な構成美」を、完成の域にまで昇華させた本作は、今にしてみれば「当然」の結果として受け入れることができます。

 それにしても、この完成度はどうでしょう。各曲のメロディーやアレンジの質の高さはもとより、絶妙の曲配列や必要にして最小限のギターソロなど、文句のつけどころが見つかりません。音を聴いているだけで映像が目に浮かぶようです。降参です。

 バンドのアイデンテティーを確立した、記念碑的な一枚です。バンドはこの後さらに、この作品の世界観の進化・深化に取り組むことになります。

【追伸】ここまで完成度の高いコンセプト・アルバムに、ボーナス・トラックは不要と思います。再発の付加価値としては、SACDとかマルチチャンネンルなど、「高音質」関連の方が作品の内容になじむと思います。
初期の傑作コンセプトアルバム ★★★★★
実質の彼らのファーストアルバムにして現代のテクノロジー社会への警告を題材にしたコンセプトアルバム。
彼らの凄みはバンド発足時から若さや勢いだけで楽曲を作っていない所にあると思います。
このアルバムはジェフ・テイト(Vo)のコンピューター・テクノロジーに人間が支配されることへの嫌悪感や恐怖心を見事な視点で見つめ問題点を問いています。
もちろんコンセプトだけでなく楽曲も当然よく出来ている。
オープニングでジェフ・テイトの"Warning!"と言う無機質なハイトーンヴォイスの掛け声からドキッとされられるミドルテンポソングの"Warning"、シンフォニックなオープニングから徐々に熱を帯びてサビでハイトーンの見せ場を持って行く非の打ち所が無い展開をする"En Force"等実にクリス・デ・ガーモ(Gt)の良く練られた楽曲が揃っています。
またよく当時ヴォーカルのJeffTateとJudasPriestのRobHalfordのハイトーン・ヴォーカルと歌唱力を引き合いに出してさもJudasPriest型のバンドだと決め付け紹介された上で外部ライターからは楽曲に対して「期待外れ」と酷評されていた。
しかしそもそもJudasPreistと同じ土壌で語られること自体がナンセンスです。
JudasPriestがストレートでストロングな楽曲が魅力のバンドに対してQueensrycheはプログレッシブな構築美の展開の妙が魅力のバンドです。
メタリックシンフォニー ★★★★★
ヘヴィでメタリックでありながらも、プログレッシヴ・ロックが持つ複雑さがギターリフ、リズム、オペラティックなヴォーカルに織り込まれており、クラシカルでサイケデリックな印象すら受ける。ピンク・フロイドなどに慣れてなければ小難しい印象を受ける人もいるかも知れないが、本作の場合は純粋にロックとして楽しめる内容だと思う。特に壮大な"Road To Madness"はQUEENSRYCHEの歴代の作品の中でも群を抜く名曲。
なお本作も含めてQUEENSRYCHEの往年の作品はデジタルリマスターにより非常に音質が良くなった。
現代プログレッシヴ・ヘヴィ・メタルの原形 ★★★★★
Queensrycheは、本作に先立つミニアルバムが非常に好評で、Judas Priestのような正統派ヘヴィ・メタルの後継者として大きく期待されていた。そしてリリースされた本作に、多くのファンは大きく頭を抱え込んでしまった。プログレッシヴ・ロックの要素が本作より導入されており、ミニアルバムの正統派ロックを求めるファンは大きく動揺した。本作はプログレッシヴ・ヘヴィ・メタルの原形となるサウンドが内在されており、人によっては最初はとっつきにくいと思う。しかしじっくり聴き込めば本作が何を示しているかが理解できる。RushやDream Theaterに通じる世界観が既に本作にて提示されている。