インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

オバケヤシキ―異形コレクション〈33〉 (光文社文庫)

価格: ¥840
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
Amazon.co.jpで確認
まさか異形コレクションを読んで涙するとは・・ ★★★★★
全体的に質の高い短編が集まっているが、コンテスト優秀作「ろくろ首の子供」と、大槻ケンジの「ロコ、心のままに」に感銘を受けた。後者は読後、ストーリーと関係なく、不思議と暖かいものが伝わってきて、前者は、読後涙してしまった。まさか異形コレクションを読んで泣くなんて・・・。不気味で、でもちょっと笑えて、しかしまぎれもない珠玉作品である
短編小説の黄金時代はここに ★★★★☆
 井上雅彦監修、書き下ろしアンソロジー。「短編小説の黄金時代を願い続けてきた《異形コレクション》」というコピーが、今回、身にしみわたってきた。毎回豪華な執筆陣、今回も一編ずつ、その作者独自の味わいとこだわりで楽しませてくれる。どの話も楽しめたけれど、特には、桜庭一樹、大槻ケンヂに注目した。
 「オバケヤシキ」というテーマが怖い。ふつう本を読む環境は屋内で、電車の中でなければ室内。それで、似ている家などを舞台にされた日には… 隣の部屋へ行きたくても、ドアを開けられなくなってしまいます。
 怖くて、しかも、人間存在が自ずとホラーにつながってしまうようなホラーの「オバケヤシキ」の数々、胸にぐっときた。