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シングル・マン

価格: ¥2,000
カテゴリ: CD
ブランド: USMジャパン
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凄いとしか表現できない ★★★★★
『本当に35年前のアルバムなの??』それが最初このアルバムを聞いた時の正直な感想です。
といいますか自分が生まれる10年以上も前にこのようなアルバムが作られていた事実に衝撃を受けました。

特に「スローバラード」なんかは仮に今新曲として出されても全然埋もれない名曲だと思いましたし
「ファンからの贈りもの」なんかは古さを感じるどころか逆に新しいとすら感じました。
といいますか『あの娘もきっと喜ぶよ』って…凄いなぁこれは、うん何というか凄いとしか表現できない。
もし今の若いロックバンドがこういった曲を披露したらどうなるんだろう…そう思うとニヤニヤします。
その他の曲も「ヒッピーに捧ぐ」「やさしさ」「甲州街道はもう秋なのさ」と本当に良い曲が多い、捨て曲がない
名盤のお手本のようなアルバムだと思います。

あぁ一度でいいからこの人達のライブ生で見たかったなぁ…名盤に年代は関係ないなと改めて感じました。
売れなかったことが分かる名盤 ★★★★★
日本のロックって、URCがらみ以外は、興味がありませんでした。RCも仲井戸さんが入ってからの音は自分の好みではありません。これは、その前のものだとか。
とにかく、このアルバム,素晴らしいです。
ただ、でかい音を出せばロック、ひずませりゃロックなんて思っている人は、まずいないと思いますが、ロックて歌なんや、と再確認できるアルバムです。
名盤です。
原点 ★★★★★
日本のロックの一つのルーツだと思います。塩化ビニール盤のLPを処分してから二十数年、やっと手に入れました。感慨無量です。
清志郎が泣いた夜 ★★★★★
3人組のFOLK BANDとしてもROCK BANDになった後もこのアルバムが一番好きである。清志郎の優しさ、怒り、さみしさがこのアルバムに詰まってる。当時、井上陽水の前座として北九州にやってきた時、RCを見たくてチケットを手に入れた。しかし、RCが出てきても会場はざわついたまま。誰もRCなんか聞いていない。「馬鹿野郎!聞きやがれ!」僕は怒りを覚えながら聞いていた。「スローバラード」「ヒッピーに捧ぐ」では泣けて泣けて仕方なかった。悔しさをこらえて清志郎は叫んでいた。手を抜く事もなく。当時は陽水の力を借りなければ食べていけなかったと後に清志郎は言っていたが、あの夜のRCが僕の中のRCなのだ。あの夜から始まったのだ。このアルバムこそが僕の大好きなRCサクセションなのです。清志郎が死んだ夜、「ヒッピーに捧ぐ」をかけながら泣いた。本当に泣いた。
夢と現の狭間のバラード ★★★★★
忌野さんが亡くなってから、しばらくこの作品ばかり聴いていました。「甲州街道はもう秋なのさ」で「どこかで車をとめて、朝までおやすみさ」と歌われた後、たどり着くのが最終曲「スローバラード」です。初めに歌われる「昨日はクルマの中で寝た」が改めて聞こえた時、本作で聴くこの曲の歌詞はどうも「甲州街道はもう秋なのさ」と続いている気がしたのでした。同時に、どうにも不思議な歌詞だとずっと心の奥に引っかかっていた謎も自分なりに解けた気分にもなったのです。聴いているうちに、この歌は恋人と過ごした「夢と現実」の世界、その二つを同時に歌っているのではないかと思えたからです。

実際にクルマの中で寝ているのは実は一人、でも夢の中では「あの娘と手を繋いで」二人でいるのです。夢の中では「悪い予感のかけらもなく、確かに寝言も聞いた」のだけれど、現実には逆で、既にそれ自体が夢になりつつあるような感情が言外に示されているように聞こえます。また、夢見の中の二人だからこそ「僕ら夢を見たのさ、とってもよく似た夢」は、昨日の真実に違いはないけれども、現実世界では「夢を見た」と過去で語れる二人の関係が暗示されているように思えるのです。表題「シングルマン」の意味するところが、この作品の深遠さをもしかしたら物語っているのかもしれません。