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Better Dayz

価格: ¥2,124
カテゴリ: CD
ブランド: Interscope Records
Amazon.co.jpで確認
   2パックがこの世を去ってから6年以上になるが、その間、怪しげな遺作が目もくらむほど続々とリリースされた。2003年にはさらなるリリース(ライナーノーツによればドキュメンタリーのサントラ盤、本作とは別の未発表の2枚組アルバム、DVDなど)が予定されている。本作のディスク1の「Intro」では、無名の街頭レポーターが「どこからこんなにトラックが出てくるんだ?」と不思議がっている。本作を聴きこんだリスナーにとって最大の疑問は、未完成のスタジオ録音のアウトテイクだろう。けれども、どう見てもそうしたトラックは何かと議論の多いマキャヴェリ時代のレコーディングだ。「When We Ride on Our Enemies」は痛烈な皮肉であり、パックのヴァースはモブ・ディープやダ・ブラットのようなラッパーのための闘争宣言を巻き散らす。さらに「F*** 'Em All」では、故ノトーリアスB.I.G.に脅し文句を浴びせ、メディアのあおった東海岸と西海岸の争いが激化した時代をファンに思い出させている。そして、ゲットーのエルヴィスの物語がスラムの頂点に登りつめたところで、パックは「Fair Xchange」で女たちに向かって高らかに自慢する。何とも心憎いばかりだ。

   ディスク1のエンディング曲「Thugz Mansion」のアコースティック・ヴァージョンは出来が悪く、本作の評価を落としている。パックの敵とみられていたナズのヴォーカルがミックスされたトラックは、まるで心地よく暖かい暖炉の横でナズがパックの隣りに座り、リズムを伝えあっているいるかのようだ。これにはリスナーはすぐさまエグゼクティヴ・プロデューサーであるシュグ・ナイトの影響をかぎとることだろう。ディスク2はまさに巧妙なペテンだが、いかしたビートとリズムをただ待ち望んでいた新しいファンにはさらに反響を呼ぶかもしれない。「Never Call U B**** Again」は絶好のラブソングで、R&Bシンガーのタイリースの甘い声を取り入れている。また、タイトル曲では、ミスタービッグズことロナルド・アイズレーがパックの憂鬱(ゆううつ)なイメージを取り払っている。結局のところ、本作を聴いて戸惑うのはパックのせいでなく、プロデューサーのジョニーJの平凡なGファンク風ビートと、シュグ・ナイトの手によるサウンドのためである。本作はコレクターや好奇心の強いリスナーにぴったりのアルバムと言える。(Dalton Higgins, Amazon.com)