次に内容について。91年の「シカゴ21」以降、オリジナルのスタジオアルバムは皆無で、2つの企画盤、1つのライブ盤、3つのベスト盤と来て、ついにボックスセットの登場となった。過去の遺産で食いつなぐのも、さすがに今回が最後だろう。初心に返った豪快なブラスロックの新作が一日も早く聞けることを願いつつ、ボリュームたっぷりのリマスターボックスセットで30年超の軌跡をのんびりたどるのも楽しそうに思えてきた。やっぱり買おうかなあ。
とにかく昨年発売!の前ベスト盤のサブタイトルだった「ただの始まり」という言葉が嘘でありませんように。
<追伸>このボックスセット購入しました。試しに我が家のDVDプレーヤーでボーナスDVDを再生してみたところ、映像も音もまったく普通に再生できました。日本のDVDプレーヤーでは再生できないという情報がありますが、少なくともアメリカ盤については問題ないようです。