おすすめします。
★★★★★
エアロスミスのアルバムでは一番好き。このアルバムはバラードが多いが、どれもキャッチーでボンジョヴィが好きな人にはおススメ。
Nine Lives (9つの人生)のパワーを打ち込んだ! AEROSMITH・超強力盤!!!
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1997年、AEROSMITHのアルバムです。
(「Get a Grip」(1993) → ベスト盤「Big Ones」(1995) → このアルバム → 「Just Push Play」(2001)の流れです)
Geffenから、古巣Columbiaに戻って製作されたアルバムです。
各メンバーの強い個性が「核融合」、「一触即発状態」の中で、個性の強い楽曲をズラリと並べてきました。
前作「Get a Grip」に続き、全米1位獲得です。
Nine Lives(9つの人生)のパワーを1曲に打ち込んだような、tr. 1
キャッチイーなメロディに、ホーンが絡む、華々しい、tr. 2
心に穴が開いた、切ないバラード、tr. 3
AEROSMITH版・Kashmir?、White Album?な、インド風メロディーを盛り込んだ、tr. 4
70's AEROSMITHを思わせる叫びのようなSteven Tylerのボーカル & 壮大なストリングスな、tr. 7
超ハイテンションな、ぶっ飛びソング!、tr. 9
。。。などなど、すんごい曲が、次々と飛び出してきます。
「AEROSMITHファン」には、マストCD。
「AEROSMITH初心者」「USロック・ファン」etc、幅広くオススメできますが、
個人的には、「Pump」「Get a Grip」を、優先的にオススメします。
「Pump」「Get a Grip」の方が、アルバム全体の流れがよく、AEROSMITHらしい楽曲が詰まっていると、感じるからです。
(中古盤・激安です。。。が、決して「使い捨て音楽」ではありません)
(参考)
このアルバムは、様々なバージョンがあります。
ジャケットが、2種類。
収録曲では、「13曲収録・通常の輸入盤」、「14曲収録・輸入盤(ボーナストラック "Falling Off"収録)」、
「15曲収録・日本盤(ボーナストラック "Falling Off"、日本盤のみボーナストラック "Fall Together"収録)」の3種類があります。
また、ボーナスDisc付きの、限定盤もあります。
ハードロックの真髄がここにある。
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このアルバムが、エアロスミスとの出会いだった。
とにかくものすごいエナジーを持ったアルバムである。
1曲目からメンバーから放出されるそれは半端ない。
ジョーイのドラムは体にビシビシ響いてくるし、ギターは唸りをあげる。
しかしやはりこのバンドの花形はスティーブンタイラーではないだろうか。
純粋なハードロックからインディアテイスト、パワーバラード、ポップ、パンクと全てに於いて感涙に値するほどの熱演を見せてくれる。
なぜかこのアルバムからのライブパフォーマンスは現在ほとんどないのだが、なぜだと首をかしげたい。実際Nine Lives tourは熱かった。
言葉にするとチープになるが全く色褪せないアルバムだと思う。
今でも自分に活入れてくれる楽曲がたくさんつまった名盤である。
らしさ満タンの奇妙なロック!
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「どうだ!」って感じのアルバムで「参りました」って即言っちゃう。
エアロスミスのロックとファンキーさが全曲に溢れている。
このバンドがクリーンになって10年以上経って出たアルバムだが、奴らのセンスは薬物からだけのものじゃないとハッキリと認識できる。とにかく全編に渡ってエネルギーが満ち溢れている。いちいちトラック名をあげていたらキリがないほどの粒ぞろい。
強いてあげるならボーナストラックの14が素晴らしい。
ここまで貫くエアロスミスはやはり凄みがある。
中近東の音楽とカシミール期のレッドツェッペリンを彷彿とさせる傑作
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プロデューサーが代わり、ゲフィンからコロムビアレコードに久方ぶりの復帰を果たしたり、Dr.のジョーイ・クレイマーが父親を亡くしたショックにより鬱病にかかり、まともにレコーディングもできないような状況だったように、当時のバンド周辺がにわかに騒がしくなってきた中で制作された作品。
1.スティーヴンの絶叫シャウトから始まる“ナイン・ライヴズ”はぶっ飛ばしすぎのロックンロールナンバー。何度も何度も不屈の精神で這い上がってくる歌詞も何か象徴的なものを感じずにはいられない。2.“フォーリング・イン・ラヴ”はイントロからホーン全開で『闇夜のヘヴィロック』の頃の楽曲を想起させる。3.“ホール・イン・マイ・ソウル”はバラードが得意な後期エアロスミスを象徴させる曲。歌詞もロマンティックで涙腺にくるものがある。4.“テイスト・オブ・インディア”はタイトルの通り中近東のエッセンスをふんだんに取り入れていて、このアルバムを表している。5.“フル・サークル”は彼らのバラードの中でも特に好きなナンバー。最後にスティーヴンがオルガンを弾きながら唄っている部分が妙に懐かしさと夕暮れ時の寂しさを覚える。6.“サムシングス・ガッタ・ギヴ”は機知にとんだ歌詞が印象的。8.“ファーム”は全編で『オズの魔法使い』をフィーチャーした曲。9.“クラッシュ”はまさにク。11.はその独特の浮遊感に身を預けたくなる。12.はジョーペリーがリードヴォーカルをとっている、ボーナストラックにするには惜しいくらい質が高い。15.は8分を越える大作だが、退屈さやけだるさといったものを一切感じさせず、アルバムを締めくくるに相応しい楽曲。
当時の混沌とした状況下で、うまく作り上げたエアロスミスの底力を感じずにはいられない一枚。