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Outside

価格: ¥591
カテゴリ: CD
ブランド: Sbme Special Mkts.
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ベルリン3部作よりはU2のアルバムに近いプロデュース ★★★★★
1995年発表。ブライアンイーノとの18年ぶりの共同作業だが、ベルリン3部作よりはU2のアルバムに近いプロデュース。ツインピークスや羊たちの沈黙で話題となった猟奇殺人をテーマにしたトータルコンセプトアルバム。だが、ハロースペースボーイはペットショップボーイズとのテクノダンスヴァージョンがシングルカットで全英2位のヒット、The Hearts Filthy Lessonはトレント・レズナーのヴァージョンがインディストリアルロック的でこれもシングルヒット。またI'm Derangedの「Lost Highway」ヴァージョンは前半がアカペラでラストに使用。デビットボウイ自身もアンディーウォーホール役として出演した前衛芸術家の映画バスキアではSmall Plot of Landの別ヴァージョンが使用され、それぞれの楽曲が粒ぞろい。来日公演もあった1996年のワールドツアーではパンフレットなどもかなりグロテスクでサイコホラー的なイメージ一色にしこのアルバムのほぼ全曲演奏しするという力の入れようだった。

何曲かは好き ★★★☆☆
全体的にコンパクトにまとめればもっと良かった気がするアルバム。個人的にロウの頃を思い出すが、あんまり面白くない曲が大分あるので飛ばして聴いてます。雰囲気重視のアンビエントなのも好きですが、このアルバムはちょっと。
久々にイーノと組んだボウイ ★★★★★
1995年9月23日リリース。久々にブライアン・イーノと組んだアルバム。旧日本盤のボーナス・トラックはペット・ショップ・ボーイズがリミックスした『Get Real』が収録されていたが本作は無し。又、2004年再発されたコロンビア盤は2枚組で14曲のボーナス・トラックが追加されているので注意。

僕ははっきり言ってブライアン・イーノと組む前のボウイ、つまりアルバムで言うと1976年の『Station To Station』までのボウイは嫌いである。ここまでのアルバムを全て持っているが嫌いなのだ。好きで高く評価できるのは所謂ベルリン時代以降、つまり1977年のブライアン・イーノと組んだ最初の作品『Low』からである。

ボウイの音楽は常に変貌し、スタイルを変えていく。その中で触媒としてのブライアン・イーノ以降のボウイの作品は正に覚醒したモンスターとも言えそうな作品ばかりである。それだけ彼の存在は大きかったと思う。ベルリン3部作と言われた『ロウ』『ヒーローズ』『ロジャー』がボウイの音楽を完成させた、と言うことでもある。

本作はライナーに猟奇殺人を取り上げたストーリーが書かれていて、それを各曲が補完し、ストーリーを完成させると言う手法が採られている。また、3『The Hearts Filthy Lesson』はブラビの『7』のエンディング・テーマとして使用されている。そして16『I'm Deranged』はデヴィッド・リンチ監督の映画『ロスト・ハイウェイ』のメインテーマとして使用されている。
低迷期なんて言わせない ★★★★☆
あの時代らしいテーマ設定とサウンドメイキングがボウイのヴォーカルスタイルとも実にはまっていて、久しぶりに組んだイーノもいい仕事をしています。

個人的には、(アラジンセイン最大の貢献者)マイク・ガースンのピアノがインダストリアルなサウンドの中で大活躍していて嬉しいかぎり。
テーマは“猟奇殺人” ★★★★☆
95年発表のボウイが77年のロウ以来、約18年ぶりにブライアン・イーノを招いて製作されたアルバムです。
しかもロウとは違い、今回はかなり多くの曲にイーノが参加しています。
アルバムの雰囲気は“猟奇殺人”というテーマに沿って作られているために、
暗く病的なエレクトロニカ、
インダストリアルという感じで、不気味なシンセ音以外にもピアノを多用したかなり幻想的な雰囲気です。
しかしただ暗い曲ばかりではなく、ポップで非常に聴きやすい曲、ハードな曲も用意されていて、
どの曲もカッコイイのですが、全20曲というボリュームはキツイです。収録時間は77:40くらいです(汗)

このアルバムからは自分が知っている限り2つの曲が映画のタイアップに使われてます。
3.The Hearts Filthy Lessonはデヴィッド・フィンチャー監督の「Seven」に、
16.I'm Derangedはデヴィッド・リンチ監督の「Lost Highway」にエンディング、
オープニング等で私用されてます。
ファースト・ネームがみんなデヴィッドというのがちょっと仕組んだみたいですが…
またこの2本の映画の仕事から、NINのトレント・レズナーとの交流が深くなっていきます。

上記の2曲は非常に完成度が高く良い曲ですし、強迫的なビートが響く6.Hallo Spaceboy、
ハウス風の曲調から始まり、次第に音が洪水化していく11.、エコーのかかった空間にボウイの声やノイズ、
そして印象的なドラム音に数々のサンプリング(銃声や歓声など)が入る12.

ハイテンポでAphex Twinを思わせる曲調の14.もかなり好きな曲です。
ラストの20.Get Realは子気味良いミニマルなドラムとギターが気持ち良い曲です。
ボーナス・トラックとして扱うみたいですけど、これがあると聴き通した時に大分気分が違います。

ボウイの中ではあまり有名なアルバムじゃ無いですが、収録時間の長さを除けばかなりオススメです。