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軽症うつ病 (講談社現代新書)

価格: ¥777
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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一般の方向けの本 ★★★☆☆
笠原先生の講演を聴きに行ったことがある。
面白かったが、先生の方法はちょっと真似できそうになかった。
あれは、笠原先生の人柄と経験の二つがないと難しいな。

で、この本。
内容的には、本職が読むと、まぁ基礎的な教科書通りの本。
ただ、一般向けに書かれているので、一般の人は読みやすいのかもしれない。
精神科医志望者が読むとしたら、断然、
『精神科における予診・初診・初期治療』
の方が良い。
ツレうつのツレさんの本で紹介されてたよ ★★★☆☆
ツレうつのツレさんの本「こんなツレでゴメンナサイ。」で紹介されてるよ
患者から周辺の人まで、信頼できる本 ★★★★★
軽症=入院まではいかない、程度に認識した。とはいえ、仕事を一時休まざるを得ない、うつ病や気分障害全般を理解するために役立つ。
ベテラン医師から柔らかい口調で、一般論やアドバイスをもらうことができる。精神論や科学に偏重せず、バランスがとれていると思った。10年以上前に書かれた本だが、必ずしも新しい本がいいとは限らないことがよく分かる。

とかくその原因を追及し除去すれば解決するものと思い込みがちだが、本書では、きっかけを意識できないような内因性のうつ(季節性・時間性も含め)にも焦点を当てている。
個人的には、差しさわりのない軽い内因性うつ状態にあるとき、何かのきっかけで心因性うつを誘発・合併したり、あるいは療養中に心因性うつが回復しても内因性がしばらく残ることがあるように思える。

周囲が理解あることと、本人がゆっくり構える(焦るのは病気だと自覚しているからこそ難しいのだが)ことが肝要だと思う。
復職やカウンセリングのアドバイスも書かれてあるから、回復期にある人や、完治してしばらく経った後に自分を見つめ直すにもいい。
うつ病理解への第一歩 ★★★★★
同僚がうつ病になり、「うつ病とはどういうものか」という疑問から本書を手にとりました。

軽症うつ病とありますが、内容は近年よく診療対象となっている軽度のうつ病について精神科医である筆者の治療経験を中心に解説してあります。うつ病とはどういうものかという解説はもちろん、その原因や経過、職場におけるメンタルヘルスまで網羅しており、入門の第一歩としてとてもためになる本でした。難しい部分は無く具体例を上げてうまく説明されているため、読み進めることにストレスはまるで感じませんでした。

文章の表現はとても柔らかで行間からは愛情も感じます。私のように、身近にうつ病の方を持った場合、まず手に取る1冊としてお勧めできるのではと思います。
うつ病治療中に読みました ★★★★☆
私は2008年にうつ病で会社を6か月休職した40代の男性です。
この本は通院していた心療内科の受付に備えつけて紹介されていた本で、
会社に復帰する2週間ほど前に購入し、読んでみました。

うつ病の中でも、軽症うつ病が、
特に中高年に多く発症しているとする本書の解説を読み、
自分も多くの典型例のひとつだったのだという思いを強くしました。

特に、「内側からひとりでになる」という発症形態は、
自分はなぜうつ病になったのか、
というわだかまりを解消してくれることとなり、
大変に勇気づけられました。

また、うつ病は治るものだが、
治っても発症したときのことは忘れないようにという記述もあり、
今私は発症当時のことを忘れることなく、
客観的に見つめ直すことができるようになり、
この文章を書いています。

この本は、うつ病患者への優しい視線に
満ちあふれています。
うつ病で治療を受けている方やその家族、
また、うつ病が疑われる本人やその家族に
広く読まれることを期待しています。