ムカつきしか残らない。
★☆☆☆☆
高校生に読んでほしいとレビューにあったから読んだ。
著者の印象はくたびれた大人の意見。
読んだ感想はムカついて堪らない。
第一に、重い。
著者は何故自分の家庭の話をわざわざ書いたのか自分が一番分かっていない。
だから気分が暗くしかならない。
そして取り上げている問題は重い物事ばかりなのに、著者の捉え方が軽すぎる。子供の自分から見ても。
最後に、これは読者にも著者自身も自覚している事だけど、結論を出さない。
結論がないあやふやな本は、思春期の自分には不安になるだけだった。
この世の中に対しての善と悪の結論を期待していたのに。
それとこれは著者自身の事だけど、家庭を持って子供もいるにも関わらず今でもプチ家出と称して酔っ払って他人の家に寝入ったりして、分別のない大人だなと思った。
著者自身が父性を持ちたいと言っていたのに、この人に秩序はないのか。
関係性
★★★★☆
複雑な家庭の関係性を正面から見つめ本質を追求する人だなと。人間の描写がとてもわかりやすい。
会社の人間関係でストレス溜まりふらっと手にした本がこの本で、「人を見下すことで自分の自信を保つ…」の部分が、あいつやんかと。そうか自信ないからエラソーなんやなと哀れな奴やと納得しました。
高校生に読んで欲しい。
★★★★★
高校のときによんで、おんなじこと思ってる人がいたと
うれしくなったのを覚えている。
ここからわたしのエッセイ好きが始まったのかもしれない。
悩める思春期の頭のきれる方にぜひよんでとおすすめしたい本である。
軽快なタッチで描かれた人生の闇・・・
★★★★☆
できればムカつかずに生きたい (新潮文庫)
書店で偶然出会って手にしたこの本。私自身はランディさんより、亡くなったランディさんのお兄さんと似たタイプです(汗)。精神世界にどっぷりつかり、そこから少しずつ離れていったランディさんの軌跡が描かれていて、共感できる部分がありました。
彼女はきっと思ったことをズバっと言うタイプだったのでしょう。軽快に流れる文章の中に、リアルで重い、人生の悲しみのようなものを感じました。
HPもときどきみています。ランディさんのように自立した女性になりたいと思いました。
1/3の厚さならば・・・
★★★☆☆
3部構成になってるうちの第1部は他の人がおっしゃているようにマスターベーションと言われても仕方がないものだと思う。
第2部は著者の日常生活を通じて感じたもの。ようは日記と行っても過言でないと思う。いちいち本に載せる必要はなかったと思う。
第3部、ここがこの本の胆。かなり「わかる、納得」みたいなことが多かった。ここだけを読めば十分だと思う。というか、他の部分は別にみたいな感じ…出来の悪いオマケみたいなもんだね。
第3部だけなら星5つだけど、ほかの蛇足的なものがあるために3つ。