大失敗しない
★★★☆☆
2008年、ヨドバシカメラのリニューアルサイト
大ゴケで、さらに深手を負ったとの噂、
そんなキノトロープさんの書籍
あの事件と本書から学び取れるのは、
いくら綿密な実行計画があっても、現場では、
いつでも大失敗に捲き込まれる可能性がある、ということ。
受注側が身を守る術は、
「できないコトは、やらない」
挑戦するなら合意を得て、注意深く。
発注側が身を守る術は、「相手ができないコトを見抜く」
受注側には、誠意。 発注側には、学習が必要になる。
だが、目の前の利益に目が眩んだり、勉強するのが面倒だと感じた瞬間に
すでに問題は発生しているのだろう。
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修正と変更、
言葉の違いによって、見積内容も変化する。
「修正とは、間違い、不十分な点を正しく直す」
「変更とは、仕様や内容を変えること」
混同して使っているかもしれないので、
言葉ひとつひとつの定義を、全員で明確にしておきたい。
Webディレクションの教科書
★★★★☆
某社のワークフロー活用についての具体例を詳細に載せているので
プロジェクトの進行がとてもイメージしやすかった。
プロジェクトに携わる全ての人がウェブサイト制作の目的を
共有するための 具体的な方法論も為になった。
プロジェクト進行中に忘れがちな事項を再度確認する事が出来た。
これからWebディレクション"も"やっていきたいと考える人に
お薦めの本だと思う。
ウェブデザインに携わるすべての人々にお勧め
★★★★★
ウェブデザインのワークフローというフレームワークを通して
「企業のウェブサイトとは何か?」という問いに答える本である。
本書でいうワークフローとは、プロジェクトのすべての関係者が
ウェブサイトの目的を理解し共有するための
具体的な方法論を記したものである。
ウェブサイトの構築においても、それ以外のビジネス同様
「プロジェクトの目的と成果を明確にすること」や
「大枠で理解してその後詳細(コーディングやデザイン)に落とす」という
当たり前ながら、プロジェクト進行中に忘れがちな点を再確認させてくれる。
概論だけで終わらせるのでなく
キノトロープ社のワークフロー活用の具体例を載せているので
実際のプロジェクトの進行をイメージしやすく配慮されている。
現在ディレクションをやっている人や
これからウェブ関連のビジネスを始める人、両者にお薦めの本である。
Webデザインワークフローの改訂版
★★★★★
2003/7発売の「Webデザインワークフロー 」の改訂版
デザイナーに関する部分が、加筆されている。
この部分が必要な人は、再度購入しても問題ないだろう。
そうでない人は、実際の書店で、確認して購入されることをお勧めしたい。
基本的な内容は、元々非常に参考になる内容なのでお薦めしたい一冊です。