朝食の本?
★★☆☆☆
朝食のメニューの紹介や作り方の内容が重視されているのかと思ったら、食べ物のことよりも作者自身や作者の身内や知り合いなどの使っているものの食器や調理器具への思い入れの話が多い本のように思います。朝ごはんの空気を見つけに行くと言うよりも、道具の紹介本?
内容は面白いのですが。
★★★☆☆
堀井さんの本を初めて手にとりました。朝ご飯に皆が何を食べているか、身近な人たちへのアンケートから始まって。その人たちが食べているもの、飲むもの、
朝の空気というものが伝わってきます。「朝ご飯」ってやっぱりいいな、と低血圧の私にも思わせる一冊です。
ただファンの方ごめんなさい。堀井さんの文章ってちょっと独特なんですよね。好きな人は好きなのかな。修飾語とか形容の仕方に癖のある文体なので、実際に手にとってからの購入をおすすめします。
何度でも読み返したくなる本
★★★★★
初めて読んだ堀井さんの本がこの本でした。
読みやすくて何ともいえない魅力のある文章、効果的に掲載されている写真、本の大きさすらもすっかり気に入りました。
ある意味では日本で生活しているとは思えないくらい贅沢でこだわりのあるライフスタイルを、さり気なく飾らない言葉で淡々と綴ってあり、何度読み返しても飽きることがありません。
この本を読んでから、白いシンプルな食器やパンの美味しい食べ方等に関心を持つようになりました。
特に堀井さんが愛してやまないデュアリット(トースター)。
毎日の自分の暮らし方を見つめなおす気持ちに自然となれます。
朝ごはんっていいなあ。
★★★★★
最初にタイトルを見たとき、3食朝ごはんでもいい!と他の本でも公言している
堀井さん流のいろいろな朝ごはんのエピソードを集めたエッセイ本だと思ってい
ました。
ところが!「朝ごはん」をテーマに周囲の人々にアンケートをし、その結果堀井
さんが気になる返事をした人たちに実際会いに行って細かく質問したり、その人
のこだわりの朝グッズなどの写真が載っていたりと、いろいろなスタイルの朝ご
はんの様子が楽しめる本でした。
朝ごはんのメニューだけじゃなくて、本当に「空気」を探しに行っています。
つい朝は時間がなくておざなりになってしまいがちだけれど、いつもより少しだ
け早起きして大事に食べたいなあ、と思わせられます。
私はこの本を読んで、子供の頃、寝ぼけまなこでキッチンに行くといつも母がお
味噌汁の湯気の中から「おはよう」と声をかけてくれた、あの空気を思い出しま
した。
背表紙のグレーも本棚に入れると素敵で、いい感じですよ。
これは楽しい!
★★★★★
朝ごはんで、ひとつの本ができるって?
と、半信半疑で購入しました。
しかし最初から最後まで、飽きることなく
いろんな方の朝ごはんに、うっとりする始末です。
さすがに、素敵な人って食べる事を大事にしているな。
特に、簡単に済ませてしまいがちな朝ごはんを
こんなに丁寧に用意して・・・
思わずパン好きな私は、お店ではちみつやジャムを
探したり、手作りしましたよ。
ほんの少し、早起きをして手間をかけた
朝ごはんを食べるのって、とてもいい。
いいことを教えて下さって、感謝の一冊です。